わが家の息子は、生まれた直後からママにべったり。睡眠が短く、寝るときは常に一緒です。そのうち授乳しながらの寝かしつけをするようになり、「すぐ寝てくれて楽だな」という気持ちと、「いつになったらやめるかな」という気持ちの板挟みになっていきました。
授乳しながらの寝かしつけを始めた理由
出産から2カ月が経ったころ、突然息子の生活が昼夜逆転してしまい、朝の7時に寝付き、夕方から活発に起きるようになってしまいました。まわりには「夜生まれた子どもは昼夜逆転しやすいと聞くから、そんなに気にすることない」とも言われましたが、私は元に戻すために息子の寝かしつけに奮闘。
昼間は外気浴をし、昼夜の区別がつくように心がけました。夜は寝るまで抱っこする毎日でしたが、そこで知ったのが授乳しながらの寝かしつけです。
息子の成長とともに寝かしつけに不安が……
みなさんは授乳しながら寝かしつけをしていますか? おっぱいを飲みながらの寝かしつけだと、わが家の息子も本当に寝つきがよく、夜泣きをしてもおっぱいがあれば困ることはほぼありませんでした。しかし、息子は徐々に寝ながらでもおっぱいを探すようになり、おっぱいなしでは眠れないようになっていきました。
そんなとき、授乳しながらの寝かしつけは、虫歯のリスクや断乳に苦労するという話を聞き、私自身だんだんと不安を感じるように。そこで、1歳を過ぎたころから断乳を始めましたが、授乳しながら寝かしつけをやめるタイミングを見失っていました。
授乳しながらの寝かしつけをやめた方法
離乳食が進んだ1歳過ぎには、寝かしつけのおっぱいだけがやめられない状況でした。息子は言葉の理解が早かったので、私は説得することにしました。「明日からおっぱいなしで寝てみようか」などと話しかけているうちに、息子はだんだんとおっぱいへの執着心がなくなり、2歳前にようやく断乳に成功しました。
私の場合、おっぱいをくわえながら安心した顔で眠る息子がとても愛らしい反面、「いつまで続くのか」という不安を感じていました。それでも子どもは、ママやパパが思う以上に成長しているんですね。授乳しながらの寝かしつけ、「自分はどうしたいのか」をよく考え、やめるとしても、子どもとママのタイミングを大切にしたいですね。
著者:手塚みく
三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。