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交際7年でも結婚を先延ばしにする彼。呆れて別れた結果…5年後に「今なら結婚してやる」

アラサーだった私は、付き合って7年目の彼とそろそろ結婚を考えていました。しかし、いつまで経ってもプロポーズしてもらえず……!?

交際7年でも結婚を先延ばしにする彼。呆れて別れた結果…5年後に「今なら結婚してやる」

 

なかなかプロポーズしてくれない彼

私には、大学時代から付き合っている彼氏がいました。交際7年目を迎え、そろそろ結婚したいと思っていたものの、彼はなかなかプロポーズをしてくれません。

 

この年の誕生日プレゼントも、婚約指輪ではなくがっかり。私は「ねぇ、私たちはいつ結婚するの?」と結婚したい気持ちを伝えますが、彼はいつものらりくらりでした。

 

かといって、結婚する気がないわけではなさそうで、ハッキリと断られることもありません。ただ「いつかいつか」と先延ばしにされる状況にしびれを切らした私は、思い切って自分からプロポーズすることを決意します。

 

勇気を出して逆プロポーズするも…

数日後、私は自宅に彼を招待し、彼の好きな手料理でおもてなし。そして「ずっとプロポーズを待っていたんだけど……私と結婚してください!」と勇気を出して結婚を申し込みました。すると、彼は「うん、いつかしよう!」といつもと同じ調子。

 

私は虚しくなり「いつかっていつなの?!」と問いただしますが、彼は「それはわかんないよ。ま、俺の気分次第ってとこだな。そんなに俺と結婚したいなら、もっといい女になってくれ!」と言い、さらに「結婚をせまる女ってマジで引くわ〜」とひどい言葉まで投げつけてきたのです。

 

そんな彼を見て、私の彼への愛は一気に低下。そして「もうあなたとは結婚しなくていい。私たち、別れましょう」と破局宣言し、「俺にそんなこと言っていいのかよ。この場で撤回するなら許すけど」と上から目線で言う彼を、私は家から追い出しました。

 

その後も彼からは「謝ったら許してやる」と何度もメッセージや留守電が入っていましたが、私はすべて無視。電話番号も変え、彼との恋愛に終止符を打ったのでした。

 

5年後に突然現れた元彼

私は彼と別れた後、すぐに引っ越しもしました。そして彼は「元彼」になり、それから5年後。私がカフェで大好きなプリンを堪能していると、1人の男性が親しげに話しかけてきます。顔を上げると、そこにいたのはまさかの元彼でした。

 

久しぶりに再会した元彼は、目をキラキラさせながら「喜べ! 今なら結婚してやるよ!」と、上から目線で意味不明なことを言ってきます。私が唖然としていると、「さぁ、印鑑をもって役所にレッツゴー!」と勝手に話を進めていく元彼。そんな中、私のもとにある女の子と男性が近づいてきました。

 

私、結婚してますけど?

女の子は「この人は私のママよ」とひと言。そう、私はこの5年の間に結婚し出産もしたのです。状況が理解できない元彼は「俺、いつの間にパパになってたんだよ!」と大慌て。呆れた娘が「なんでそうなるのよ! パパもなんか言ってよ!」と手を繋いでいる男性に目を向けました。

 

私は「あなたと別れてすぐに引っ越して、転職先で彼と出会って交際半年で結婚したの」と元彼に説明。「そんなこと知らねぇ。お前はずっと俺と結婚したかったんだろ!」とわめく元彼を見て、私の夫が口を開きます。

 

「どこかで見たことあると思ったら、以前うちの会社に来ていたあの派遣さんか!」

 

優柔不断な元カレの末路

私の夫は、私が転職した会社の社長。以前、私は夫から「あまりにも勤務態度が悪くて困っている派遣社員がいる」との愚痴を聞いていました。

 

詳しく話を聞くと、依頼した仕事も真面目に取り組まず、遅刻や無断欠勤は当たり前。さらには社内の女性メンバーにちょっかいを出しまくっていると、ひどい内容で……。その困った派遣社員というのが、なんと元彼だったのです。どこの会社でもうまくいかず、結局夫の会社でも契約打ち切りとなった元彼は今は職なし状態なのだとか。

 

元彼はお金に困り、今になって私との結婚を考えたよう。「俺を捨てて社長と結婚するなんてひどいじゃないか! 俺と家庭を築きたいって言ったのは嘘だったのか?」と私を責め立てます。

 

そんな彼に私は、「私に養ってもらおうと思って今さらプロポーズしてくるなんて最低ね」「あなたと結婚したかったのは事実だけど、優柔不断なあなたのおかげで愛する人と家庭を築けたわ。結婚しないでくれてありがとう!!」と満面の笑みで返答。夫も「僕も彼女と結婚できて幸せすぎるよ!」と言ってくれ、ラブラブっぷりを見せつけました。

 

私との結婚は無理だとわかった元彼は抜け殻状態に。泣く泣くその場を立ち去ったのでした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 


 

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