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【気まずい】役員会の和やかムードが突如崩壊!初見ママの愚痴に、一同沈黙…そのワケは?

当時5歳の息子と3歳の娘が保育園に通っていたとき、保育園の役員会に参加したことがありました。いつも顔を合わせるママもいれば、初めましてのママたちもいて、議題が一段落したらみんなで雑談タイムになりました。しかしそんな和やかな時間が、あるママがこぼし始めた愚痴で、なんとも言えない雰囲気になってしまったのです――。

和やかに終わった保育園の役員会

息子と娘が保育園に通っていたころ、クラス役員として運動会のお手伝いをすることになりました。

 

打ち合わせの会議があったので、仕事を早く切り上げてなんとか参加。競技ごとにお世話する保護者の担当を決め、先生から当日に向けての話を聞いて、和やかに会議は閉じました。

 

すると、何気なく始まった雑談の中で、お兄ちゃんが小学校に上がったばかりで、子どもたちとは違う学年の初対面のママさんが学校の愚痴をこぼし始めたのです。

 

ママさんの愚痴を聞いて私が悲しくなった理由

ママさんは小学校の対応に不満があるとのことでした。「最近の小学校の先生はだめな人ばかり」「子どもの気持ちをわかってくれない」「これくらい許してくれてもいいのに、なんでも禁止する」と批判を始めたのです。お子さんが通う小学校の先生のことならまだしも、「どこの小学校も、先生ってそうやって自分たちがラクしたいのよね」などと続けていました。

 

そのころの私は小学校教員。休憩もなく勤務時間前から10時間近く子どもや保護者の対応をして、夜遅くまで残業していました。この日は頭を下げて仕事を同僚にお願いし、18時からの役員会に参加していた私。一生懸命働いている自分も批判されている気分になったのです。

 

 

気まずい空気にママ友たちは…

保育園の先生や一緒に役員をしていたママ友たちは、私の職業を知っています。私の周りは一瞬固まり、その後、なんとも気まずい空気が流れていましたが、誰もその愚痴に乗らず「ふーん」といった感じで受け流してくれました。

 

保育園を出るときには「お疲れさまでーす!」と笑顔であいさつしてくれた先生やママ友たちには、気遣いを感じました。

 

 

保育園に通っている子どもたちの保護者には、いろいろなお仕事の方がいらっしゃいます。私も日常生活の中で、ほかの職業の方に不満を持つこともありますが、どんなお仕事の愚痴であっても言わないようにしようと思いました。

 

 

著者:高橋彩香/40代女性・主婦。2009年生まれの息子と2012年生まれの娘の母。育児の悩みや失敗を繰り返しては、よい思い出となることを実感する日々を過ごしている。元小学校教員。

イラスト:海乃けだま

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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