待ち時間に飽きてしまった2歳の子ども
薬局で薬を処方してもらうのを待っていた際のことです。
5歳と2歳の子どもを連れている私は、時間つぶしに苦労していました。5歳の子は自分で本を読み始め、少しの間は静かに過ごしていましたが、2歳の子はどうも飽きてしまったようです。
長い待ち時間が続く中、2歳児は椅子に座るのが退屈になり、何か新しい刺激を求めて、私のリュックに手を伸ばし始めました。
子どもたちの行動に気を取られて
2歳の子の様子を見ていると、5歳の子どもから「これ読んで!」と頼まれ、本を読み聞かせながら会話をすることに。そのため、2歳の子が私のリュックをいじっていることには気づいていたものの、「私のリュックだし、大声を出して騒いだりするよりはましか」と思い、あまり特に気に留めることはなく……。
まさかこのとき、予想もしない事態が起こるとは思っていなかったのです。
思わず焦った瞬間
ふと隣にいる2歳の子に目をやると、なんと私のリュックからあるポーチを取り出し、ファスナーを開け始めていました。
そのポーチとは……なんと生理用ポーチ! 驚いたのは、そのポーチの中に入っていた生理用ナプキンを次々と床に投げ出していたことです。私の顔は一瞬で真っ青になりました。
幸い、店内は空いていて、周囲のお客さんはほとんどいなかったので、他の人には気づかれませんでしたが、それでも焦りと恥ずかしさでいっぱいになった瞬間でした。
子どもと一緒にいると、予想外のことが起こると多いと改めて感じました。まさか生理用ポーチを開けられ、ナプキンで遊ばれてしまうとは……。子どもがもう少し大きくなったらナプキンのことを説明し、遊ぶものではないよと伝えてあげたいと思いましたし、もう少し子どもたちの行動に気を配らなければと改めて感じた出来事でした。
著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
イラスト:ののぱ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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