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「生理で休むなんて」「仕事できない」職場で自分の陰口を聞いてしまい…転職を決意した結果

私は昔から生理痛がひどいタイプでした。生理中は集中力が散漫し、仕事をしても数分に1回は休憩を挟んでしまうほど。そんなある日、会社の同期から「〇〇さん(私)は仕事ができない」と陰口を言われているのを聞いてしまい……。

ちゃんと仕事をしたいのに

同期からの陰口はとてもショックで、だんだんと自分の仕事に自信を持てなくなりました。そして、同期だけではなく上司も私を嫌っているのではないかと不安な気持ちでいっぱいに……。

 

しかし、生理中は仕事を頑張ろうと意気込んでも、まったく頭に入ってきません。デスクワークに集中できない日は、気を取り直して工場を巡回し、作業者が作った製品のチェックなどに徹していましたが、生理痛により腰を曲げて歩く始末。

 

生理2日目は当日欠勤することもあり、周りに迷惑をかけている自覚もあったため、仕事を辞めるべきか悶々と悩んでいました。

 

転職を決意

そして、周りから体調を心配されることが多く、自分の体力に見合っていないと思い、私は転職を決意しました。体への負担が最小限で、好きなときにトイレに行けるリモートワークの仕事を探すことにしたのです。

 

さっそくコールセンターやメールオペレーターの仕事を探し、応募。私が転職活動をしていた当時は、コロナ禍をきっかけにリモートワークに切り替えた会社も多く、幅広い職種の募集がおこなわれていて驚きました。

 

給与や年間休日など思った以上に良い条件で働ける会社も多かったです。ありがたいことに面接は順調に進み、体力勝負の製造業の仕事からメールオペレーターに転職できました。

 

生理中でも無理なく働けてうれしい

メールオペレーターの仕事は研修時からリモートワークで、心身の負担が大幅に減りました。

 

前職は食品工場だったため、好きなタイミングにトイレに行くことができませんでしたが、リモートワークなら、生理中はすぐにナプキンを替えにトイレに行けます。自分の体には合っていると感じていて、転職してよかったと心の底から思っています。

 

 

働いているときは視野が狭まり、他の職種や業界を知る機会は少ないですが、求人を調べていると今の職種よりも自分に向いていそうな仕事は他にもあると気づきました。

 

リモートワークなら好きなときに温かい飲み物を飲めるし、湯たんぽをおなかに置きながら働けるので、生理痛を和らげながら仕事ができています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:あすまる/会社員を2年経験後、フリーランスのライターやデザイナー、YouTubeディレクターとして活動中。自分が心地よく生きられる仕事や趣味と出会い、毎日楽しく過ごしている。
イラスト:マメ美

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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