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「お金は足りる?」カフェで洋服を汚してしまった私。近くの女性が近づいてきて…まさかの言葉が!

カフェでコーヒーを飲んでいたときに、突然、生理がきてしまった私。薄ピンク色のワンピースが汚れどうしようかと戸惑っていたところ、あるご婦人が私のほうに歩いてきて……。

予想外の生理

仕事帰り、子どもを保育園に迎えに行くまで少し時間があったので、コーヒーショップに入ったときの出来事です。

 

コーヒーと軽食をオーダーしくつろいでいると、下半身にドロっとした感触がありました。「生理予定日まであと1週間あるはず……」と思いながら恐る恐る立ち上がると、着ていた薄ピンク色のワンピースのおしり部分が赤く染まっていました。

 

ご婦人「これで隠して」

幸いなことに椅子は汚れていませんでしたが、上着などを持っておらず、経血の汚れを隠すことができず困ってしまった私。すると隣の席に座っていたご婦人が静かに私のほうに歩いてきました。そして、「これで隠して」「替えの服も買っていらっしゃい。お金は足りるかしら?」と黒いカーディガンを差し出してくれたのです。

 

私はありがたくカーディガンを借りて、カフェと同じビル内にあるアパレルショップで洋服を購入。着替えを済ませて急いでコーヒーショップへ戻ると、ちょうどご婦人は帰ろうとしていました。私が「カーディガンを洗って返したいので、連絡先を教えてください」と言うと、ご婦人は「いいのよ、お役に立ててよかったわ」と言いながらカーディガンを私の手からするりと取り、去って行ったのでした。

 

 

きちんとお礼がしたいと思い、その後何度か同じコーヒーショップへ行っているのですが、ご婦人には会えていません。私も彼女のようにスマートに人助けができるようになりたいと思い、あの日から私のバッグには常に黒や紺の薄手のカーディガンが入っています。

 

 

 

著者:杉原有華/30代女性・一男三女の母。ママ友付き合いが苦手でしたが、最近やっと楽しくなってきました。
イラスト:sawawa

 

監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年8月)

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

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