40代ママたちは大声がデフォルト
若いころは、ボソボソしゃべっていて「何を言っているかわからない」とよく言われていたほど、小声だった私。しかし、子どもを2人産み育てている今、小さな声のままでは生活がままなりません。
掃除機をかけながら、フライパンで野菜を炒めながら、家事の騒音をかき消すように大きな声で「お風呂入って!」「電気消しなさい!」と叫ぶ毎日。小さい声で話したって、誰も私の言うことなんて聞いてくれません。
仲の良いママ友とアフタヌーンティーへ
ある日、いつも仲良くしているママ友たちと、子どものお迎え前に、ちょっと良いホテルのアフタヌーンティーに行こうという話になりました。
会社員時代はたまにアフタヌーンティーに行っていましたが、子どもを産んでから、ずっとご無沙汰。久しぶりのアフタヌーンティーに舞い上がり、化粧もしっかりして身支度を整えました。
豪華なホテルで過ごす久しぶりの贅沢な時間に舞い上がり、私たちはいつも以上にワイワイと盛り上がり、私とママ友たちは至福の時間を過ごしていました。
品の良い店員さんに話しかけられる
会話も弾み、楽しく食事をしていると、品の良い男性のウェイターさんがやって来て、にこやかに私たちに声をかけてきました。
「これからお迎えですか? いつもお疲れさまです」と温かいひと言でしたが、静かで品の良い話し方にハッとさせられました。
周りのお客様たちもアフタヌーンティーを楽しんでいるものの、こんなに大きな声で話しているのは私たちだけ。今は子どももいないのに、いつもの癖で自然に声が大きくなってしまっているのです。
昔はあんなに、TPOをわきまえずに大声でしゃべる人たちを恥ずかしいと思っていたのに、気付けば自分がそちらの立場になっていたのです。
私と同じことを皆感じ取ったようで、それからは少し声を抑えてアフタヌーンティーを楽しみました。
まとめ
子どもを育てる上で、ハッキリ大きな声を出すのは大事ですが、やはりTPOをわきまえるのは大事だと感じた出来事でした。品の良いウェイターさんのたたずまいに、大事なことを教えられた気がしました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:大野肉美/40代女性。2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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