「煮干しラーメン」を全国に広めた【長尾中華そば】
新幹線の到着駅である新青森駅から乗り換えて6分ほどで到着する、青森駅のすぐ近くにある「長尾中華そば」です。
青森駅東口出口からダラダラ歩いた私の徒歩で、2分10秒で到着しました。
「長尾中華そば」は2024年10月現在、青森県内に5店舗、仙台・東京と続き2024年10月には大船店がオープンし県外に3店舗の計8店舗を構える「津軽ラーメン(煮干しラーメン)」の有名チェーン店です。
煮干しラーメンといっても「王道系(あっさり系)」と「濃厚煮干し系」が存在し、「長尾中華そば」ではその両方を食べることができるのも魅力です。
実はカップ麺やチルド麺にもなっており、“知る人ぞ知る”青森県民自慢のラーメン店なんですよ。
「朝7:00〜開店!?」“朝ラー”行列人気店
ラーメン屋さんですが、なんと営業開始時刻は7:00!
青森市ではランチタイムに合わせて開店するお店が多いので、7:00〜の営業店は珍しく普段は早朝から観光客で行列が出来ています。
青森県には「朝ラー(朝ラーメン)」「朝風呂(温泉)」「早すぎて暗い時間から始まる朝市」などの朝型文化が浸透しており、早起き県民として日本テレビ『秘密のケンミンSHOW 極』でも特集されたほどです。
青森県には4:00〜6:00に開店する温泉がたくさんあります。
しかし、この日張り切っていたのに寝坊してしまい、家から10分の距離にも関わらず到着したのは9:00。
珍しく並んでいなかったのでゆっくりメニューを選べたので、結果オーライです。
お店の外に発券機があります。
今回私は、いわゆる「濃厚煮干し系」の【こく煮干し】の中太麺にしてみました。
お店の中はカウンターのみで、1人で食べる方向けのつくりになっています。
商品名:こく煮干し
価格:900円(税込)
においをお届け出来ないのが残念ですが、お店中かなり強めの煮干しの香りがします。
実はこの1週間前にも系列店でこく煮干し食べたばかりですが、やはりここは「好きな物を!」と同じ味のラーメンにしました。
そして嬉しいのが、麺を4種類から選ぶことができること!毎回「手打麺・中太麺・細麺・ちぢれ麺」から選ぶことができます。
以前、関西の知人にスープの色に驚かれたことがありましが、濃い煮干しダシのスープに慣れていない方は関西の知人のように衝撃を受けるかもしれません。
メニューにはのっていない「裏メニュー」として存在する【ごぐえぎ】という一番濃厚なスープを選ぶと、もっと煮干しを味わえますよ!
津軽地方では煮干しラーメンが人気でそれぞれお気に入りの煮干しラーメン屋があります。
こちらの駅前店はメニューがわかりやすく固定化されてますが、駅から車で10分ほどにある系列店ではもっとメニューを選ぶことが出来ますよ。
・今回の味評価
★★★★★
理由:たくさんあるラーメン屋の中でまた足を運ぶ場所はそうそうありませんが、長尾中華そばさんには定期的に食べたくなって吸い寄せられるように来てしまいます。南部から津軽へ来た時には、煮干しが苦手で食べられなかった私も今ではかなりの煮干し好き。すっかり煮干しの虜です。
7:00〜10:00の「朝ラータイム」にはラーメン注文でライス無料のサービスがあります。
青森名物「ねぶた漬け」をぜひ一緒に食べてみてくださいね。
ラーメン大国・青森県
青森はラーメン大国。
自身自分でも煮干しラーメンを作りしますし、多い時では週4でラーメンを食べに行くこともあるくらいラーメン好きです。
店舗や家で食べることも多いですが、実はカップ麺年間購入額も全国で1位(2016〜2018年、総務省の家計調査)です!
青森にお越しの際は、ぜひ朝ラーにまずは並んで食べてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗によりメニューや営業時間が異なりますのでご了承ください。