わが子がつかまり立ちやつたい歩きを始めたのは、生後7~8カ月ごろ。行動範囲が広がり、ますます目が離せなくなりました。また、手先が器用になり、興味のあるものに対して夢中になって遊ぶことが増えた時期でもあります。今回は、このころ特にお気に入りだった、不用品を活用した遊びをご紹介します。
「ティッシュボックス」から出てくるものは?
ティッシュの空き箱を使った遊びです。柄のついたハンカチを数種類用意し、空のティッシュボックスに入れます。「何が入っているかな?」と言いながら、わが子の好奇心をくすぐり、中のハンカチを引っ張り出します。
ハンカチは、ティッシュと同じ要領で重ねて入れると出しやすいかもしれません。引っ張るたびに、いろいろな柄のハンカチが出てくるのがわが子は不思議でたまらない様子でした。
「ペットボトル」をマラカスに!
空のペットボトルの中にビーズなどを入れるだけで、手作りマラカスの完成です。キャップは開いてしまわないよう、周りをしっかりとテープで固定します。350mlくらいの小さなペットボトルのほうが、わが子は扱いやすそうでした。
ペットボトルを振るとシャカシャカと音が鳴ります。振ってみたり、転がして追いかけたりして遊んでいました。ペットボトルにシールを貼るなどしてデコレーションするのもいいですね!
「雑誌」をめくって破いて~♪
この時期のわが子は、絵本を読むよりも触ったり破いたりして楽しむことが多くなりました。せっかく買った絵本はビリビリに破れてしまう始末……。そこで活用したのが不要になった雑誌です。
不要になった雑誌なら、思う存分めくったり、破って楽しんだりすることができ、わが子にとってはぴったりの遊びでした。雑誌がなければ古新聞紙でも楽しめます。ただ、紙の端で指を切らないよう注意が必要です。
ゴミになるようなものでも、アイデア次第で遊びに取り入れることができました。わが子にとっては目新しかったようで、市販のおもちゃなどと同様に楽しく遊んでくれました。捨てる前に「これは遊びに使えるかな?」と考えてみるのも楽しいと思います。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。お子さんの成長に合わせて遊び方を考えてあげてください。また、ペットボトルマラカスで遊ぶ際は中身の小物やキャップの誤飲、不要になった雑誌で遊ぶ際は破った紙の誤飲にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。