義姉と2人で旅行へ!
あるとき、義姉と2人で海外旅行に行きました。私の海外出張に義姉が同行してくれたのですが、ゆったりとした旅程で旅行の側面が強い、自由度の高いものでした。
海外出張が決まった当初は夫と一緒に行こうと思っていたものの、都合がつかず。かといって方向音痴でおっちょこちょいな私が1人で海外に滞在することに、家族全員が反対していました。そして急きょ、すさまじい円安にもかかわらず義姉が大枚をはたいて、私の出張に同行してくれることになったのです。
普段から義姉との仲はよかったですが、初めて2人きりで過ごすのが海外とは予想外で、「喧嘩しないかな?」などと不安もありました。
デコボココンビ?
義姉は私より14歳年上。だからといって偉ぶらず、いつもフラットに接してくれます。2人きりでの初めての海外旅行は、日本人が多いエリアではなかったので、言語の面でも2人で協力して乗り越える場面が多かったです。
義姉と過ごしてみると、私同様におっちょこちょいな部分もあり、2人で補いあうようなデコボココンビとして、すごく相性がよかったように感じました。お互いにいい意味で大ざっぱなところもよく似ていて、とにかく居心地がよかったです。
夫とそっくりな義姉!
旅行では義姉と私の共通点を見つけていましたが、夫とも「やはり似ているなぁ」と思うところをたくさん感じました。
たとえば、私が出先で鼻をかんだとき使用済みのティッシュを「私のゴミと一緒に捨ててあげる」と引き取ってくれたところ。すぐにパニックになってしまう私を「大丈夫だよ。落ち着いて」となだめてくれたり、私が楽しそうにしていると喜んでくれたりするところ。
そんなところが夫と過ごす日常のようで、とても安心できたのです。
「義姉と過ごした幼少期が、夫の人格形成にたくさん影響を与えたんだなぁ」と思わざるを得ないそっくり具合に、ほっこりしたことを覚えています。
夫みたいな義姉に、思いっきり甘えてしまった旅行となりました。幼いころからずっと「お姉ちゃんが欲しい」と思っていたので、本当にうれしいです。「家族っていいな」と日々感じるとともに、最高の家族に出会わせてくれた夫に、あらためて感謝しています。
著者:つちやです/令和婚した夫と、義父母と4人暮らしをする30代ライター。毒親育ちの過去をもち、家族の大切さに気付かせてくれた夫との生活や、義両親との日々をつづっている。
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年7月)
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