頼み方を間違えた? 夫にワンオペ育児を任せた末路…
子どもが3歳と6歳のとき、私が仕事で遅くなるため、初めて夫ひとりに夕食から寝かしつけまで任せることに。その日は、次女が風邪気味でアレルギー薬と風邪薬の服用が必要でした。
私は夕食を準備し、夫に薬の場所を伝え、20時半までには寝かしつけるようお願いしてから、朝は夫婦それぞれ出勤。子どもたちが寝ているであろう20時半ごろに、私は静かに帰宅しました。
すると、元気よく出迎えてくれたのは、朝に出かけた洋服のままの子どもたちでした。夕食は食べたものの、夕食後の薬を飲まず、入浴もせずに夫と遊んでいたようです。
「まだ寝てなかったの?」と夫に聞くと、不機嫌になり、ひとりでテレビを見始めてしまいました……。
結局、食器の片付けや子どもたちの入浴、服薬、寝かしつけを私がおこない、その日の就寝は22時。翌朝は予想通り、起きられない子どもたち。ぐずる長女を小学校へ送り出したあと、次女は風邪が悪化していたため保育園をお休みし、私も仕事を休む羽目に。
仕事から帰宅した夫に、次女の風邪が悪化したこと、朝から大変だったことを伝えました。夫いわく、昨夜は子どもと遊びながら寝る準備までできると思い、時間をあまり気にせずに過ごしていたら、私の帰宅時間になっていたそうです。
私は薬のことさえ夫に伝えれば、いつも一緒にお世話しているからできると思っていましたが、実際には全然うまくいきませんでした。そしてこのとき、以前に育児方針で喧嘩になったときに、口頭で伝えるよりも紙に書いて伝えたほうが冷静に話し合えたことを思い出したのです。それ以降、夫に任せるときは「19時に夕飯→夕飯後に服薬」など、タスクと時間を細かく紙に書き出してお願いしています。
著者:大原まこ/30代女性。2017年生まれと2021年生まれの女の子のママ。理学療法士、FRPベーシックインストラクター、アロマテラピー検定1級の資格を保有。職業は理学療法士。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)