実家に宿泊
私の実家には、両親と妹家族が住んでいます。実家に帰ると、両親だけでなく妹家族にも会えるため、私自身、毎回帰省を楽しみにしています。
現在住んでいる家から実家までは日帰りで行けるくらいの距離なのですが、わが子の要望もあり帰省するときは実家で1泊することが多いです。
そしてこの日も、私は子どもたちと一緒に実家に1泊することになりました。
お風呂上がりに…
事件は、お風呂の時間に起こったのです。
この日の私は生理中で、使用済みナプキンはあとでトイレの汚物入れに捨てようと思い、ナプキンをくるくると丸め、包装で包んだ状態にして洗面台の上に置いていました。
湯舟には浸からずシャワーだけ済ませてお風呂から上がり、気分は爽快。髪をドライヤーで乾かし始めたときには、使用済みナプキンを洗面台に置いたことを覚えていたのですが……。
髪を完全に乾かしきったころには、すっかり忘れてしまっていました。そして、それを洗面台のど真ん中に置いたまま、洗面所を出てしまったのです。
妹の夫に見られた!
次にお風呂に入ったのは、妹の夫でした。
実家はリビングから洗面所がよく見える間取り。洗面所のドアを開けた妹の夫が、しばらくフリーズしているのが目に入り、その瞬間に私はハッとしました。
「あー! ごめん!」と言いながら、私は大慌てで使用済みのナプキンを回収。「穴があったら入りたい」とはまさにこのことだなと思いました……。
あまりの恥ずかしさから私はしばらく放心状態で、妹の夫をびっくりさせてしまったことも申し訳なかったです。
自分の実家だからといって、気を抜きすぎていました。たとえ実家でも、自宅以外のお風呂を借りるときには、最後まで忘れずにナプキンの処理をしようと心に誓った出来事でした。
著者:鬼頭いちか/女性・主婦
イラスト:おんたま
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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