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「また出てきた」夏の終わりに現れる首のイボ。3度目の皮膚科選びで見えてきた理想の治療【体験談】

毎年、夏が終わると首元に小さなイボが発生する私。今年で3年目なのですが、結果的に毎年、受診する皮膚科や美容皮膚科を変えています。私が毎年受診する病院を変えている理由と実際に受けた治療についてお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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今年も小さな老人性イボが発生!

夏の終わりに首の周りに小さなイボがたくさん出てきたことに気付き、皮膚科に通うことにしました。実は、イボに悩まされるのは、これで3年目です。

 

私の場合、夏の終わりに右側の首に小さなイボができるので、夏休みが終わったら皮膚科通いをして、一般的な液体窒素を使った治療をしています。このイボは、「老人性イボ」と過去に医師から診断を受けていて、原因は肌の老化にあるとのことでした。また、紫外線の影響もあるようです。

 

イボの原因には大きくウイルス性と老人性の2つがあるようで、老人性イボと診断され、紫外線が原因なのでは? と言われました。車の運転をよくするのですが、運転席に座り、右側はずっと日光を浴び続けています。右側のみに老人性イボができるのは、きっと紫外線の影響に違いないと感じました。

 

この老人性イボは良性の腫瘍で、放置してもいいようなのですが、首元は目に入るので、夏休みが終わるごとに皮膚科に行き、約2週間に1度液体窒素を照射して治療をしています。

 

今年は新しい皮膚科へ行った理由

首元にできたイボ

 

今年で3年目になる治療ですが、実は毎年、皮膚科を変えています。1年目は人気のある女医が担当してくれる美容皮膚科、2年目は並ばなくてよい近くの男性医師の皮膚科、3年目は新しくできた皮膚科です。毎年治療をおこなう皮膚科を変えているのには理由があります。

 

1年目に通った美容皮膚科は、人気過ぎるため、ネットで取る来院予約がいつも争奪戦。当日予約では、開始時間すぐに申し込まないと、診てもらえるのが12時過ぎになってしまいます。本来、午前は12時で診療が終わるのですが、午前中の予約患者が多すぎると診療時間が延長するのです。来院できる時間は、待ち人数が5人になるとスマホ通知が来ますが、診療時間は何時になるかわからないため、予約するとその日の予定は開けておかなくてはいけなくなるのです。治療自体はよかったものの、通うのに疲れてしまいました。

 

2年目に通った皮膚科は、並ばずに済むし、一見良さそうと思ったのですが、今度は治療で問題が。その病院では液体窒素を吹き付ける秒数が長く、虫刺されのように赤く腫れ、ただれてしまうのです。最初は、一気にやってもらえるなら、そのほうが来院回数が減って良いと思ったのですが、この赤い腫れが2カ月以上たってもなくならないのです。1年後の今も、ほくろのような黒点が残っています。

 

そして3年目の今年は、近所の新しい皮膚科を予約しました。ここでも液体窒素の治療になりましたが、痕が残らない程度に吹きかけて、ゆっくり治療してもらいたいことを、まず最初に皮膚科の医師に説明しました。

 

 

2週間に1度の通院で治療することに

スケジュール帳

 

幸い、新しい皮膚科の医師はこちらの申し出を快諾してくれました。2024年9月から通い始め、2週間に1度の頻度で来院。今のところ2回通院しています。治療では、まず液体窒素を細胞に吹きかけて凍結させます。イボは凍結した部分がかさぶたになっていくので、剥がれるのを待ちます。毎年、数回通うと治療は完了するのですが、今年の夏にできた首元のイボはたくさんあるようなので通院は続きそうです。

 

また、気になり始めると、首以外も探してしまいます。そして肘の内側にも突起が見られ、担当医に聞くと「これも老人性イボですね」とのことなので、2回目に液体窒素で治療。それだけでなく、さらに「ここも、もしかしたらそうかも」と思える部分が出てきたので、この機会にしっかり治療しようと思います。

 

医師によると、この老人性イボは、治療をしても違う部分にイボができてしまうことが多く、毎年できている私は、同年代の人よりもイボができやすいそうです。

 

また、イボを液体窒素で凍結させても、紫外線を多く浴びると再び老人性イボができてしまい、通院することになるかもしれないそうです。私の場合は老人性イボができやすいため、来年も通うことになりそうだということも言われています。

 

まとめ

今年で3年目になり、老人性イボとの付き合いは長くなっています。液体窒素での治療は、痕を残さないようにするには長く通院しなくてはならず、今年は2回の通院が終わったものの、3回目でも治療は完了しなさそうです。自分自身、年々治療が長引くようになるかもと感じています。

 

老いを受け入れなくてはいけない事実もあり、少し寂しい気もしますが、夏の紫外線でできてしまった老人性イボをきちんと治すことができるよう、まずは通院して、自分自身をケアしたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:武田 久美子/40代。1女1男の母でありWebライター。子育てしながらの仕事は想像以上に大変。アラサーよりも疲れやすく、美容院では肩凝りを指摘され、夕方にはエネルギー切れ。白髪も生えてきて、毎日イライラするのはもしかして更年期!?それでも身だしなみは整えて、目指せナチュラル若見えキラキラ美人!

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

 

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