せっかくの休日に申し訳ないな…
お付き合いを始めてから、約半年ほど経った休日。その日は私が生理で体調が良くなかったため、のんびり私の家でお家デートをしていました。2人でソファに並びお笑い番組を一緒に見たり、互いにスマートフォンでゲームをしたり。
ゴロゴロと自由な時間を満喫していたのですが「せっかくの休日に、付き合わせてしまって申し訳ないな……」と、私はすこしネガティブな気持ちも抱えていました。
やさしい彼のひと言に…きゅん
「顔色悪いけど、大丈夫? 体つらい?」と、私の暗い表情に気付いて、すぐに声をかけてくれた彼。そして私の後ろめたい気持ちを察したかのように「こうやってゴロゴロ家で過ごす休日って最高よなあ」「遊びにいくのも楽しいけど、家でゆっくりするのも良いよな」と言って、頭をポンポンしてくれました。
彼のやさしさに、思わず「素敵……」と、内心ときめいた私。しかし、彼の神対応はこれだけでは終わりませんでした。
終始スマートな神対応
学生時代からひとり暮らしをしており、普段から自炊をしていた彼。その日の夕飯も、体調不良の私を気づかって彼が用意してくれました。鉄分がたっぷり取れるようにと「鯖の味噌煮」と「ほうれん草と梅の雑炊」という家庭的な料理を作ってくれたのが、今でも忘れられません。
一緒に夕飯を食べてまったりと過ごしたあと、21時ごろに解散し、その日のお家デートは終了。帰宅時も「駅まで送るよ」と私が言うと「大丈夫! 玄関までで十分やから」と、最後まで紳士な対応。この日は終始、彼にきゅんとしっぱなしでした。
◇ ◇ ◇ ◇
残念ながらこの彼とはお別れしてしまったのですが、今でも生理がくると、彼のやさしさを思い出します。女性特有の生理のつらさを気づかって理解しようとしてくれる男性は素敵だと感じた出来事でした。
著者:鮭いくら/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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