カスミさんが思い起こしてみると、それは結婚して間もないころから。夫の相手を見下す行動や発言が少しずつ目立ち始めていました。
そして、その違和感は結婚生活の中で顕著に現れてきたのです……。
結婚後に浮き彫りになった夫の真の姿
※顕(あらわ)
アキトより帰宅が遅くなったある日のこと。
「ご飯作るから、お風呂掃除お願いしてもいい?」と言うと、「なんでカスミの仕事を俺がやるの?」という驚きの言葉が返ってきました。
アキトさんは「結婚したら家事は妻の務め」として、家のことに一切関与しなくなりました。そんな彼に、カスミさんは違和感を覚えます。
さらに、夜にはカスミさんが体調不良を訴えているにもかかわらず、無理に行為を要求。結婚前のやさしさが嘘のように消えていった彼を前に、カスミさんは自分の存在意義すら見失っていたのでした。
アキトさんは、家事をすべてこなし、夜の夫婦生活も怠らない妻を理想としているよう。しかし、妻は夫の要求をすべて全うする道具ではありません。
完璧を求めるなら、家事代行サービスをはじめとしたプロにお任せすべきでしょう。
人と人がともに生活していくうえで大切なことは、思いやりと感謝の気持ちをもって支え合うこと。大切なパートナーが困っているときに助け合うのは当然です。
アキトさんには、今一度夫婦としてともに暮らす意味を考えてほしいものですね。
しろみさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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