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つわりに苦しむ妻へ、夫が自分本位な気遣い「やってあげたのに」指摘に逆ギレして… #モラ夫から脱却 6

「モラハラから脱却できますか?」第6話。桜井カスミさんは専業主婦。夫・アキトさん、幼稚園へ通う娘・モモナさんと3人で暮らしています。
交際当初はとてもやさしく紳士的だったアキトさん。しかし、夫からの度重なるモラハラ発言を受け、今ではなぜ彼と結婚したのかわからなくなっていました。

結婚して間もないころから、カスミさんを見下す行動や発言が目立ち始めます。新居での生活が始まると、「家事は妻の務め」として家のことに一切関わらなくなりました。

夜にはカスミさんが体調不良でも無理やり行為を要求してきました。

 

そんなとき、妊娠が判明。カスミさんから報告を受けた夫は、頭を抱え「本当に俺の子?」と信じがたい反応。数日後にはようやく受け入れてくれましたが、カスミさんに不安がよぎります。

 

そして、妊娠を機に退職したカスミさんは、重いつわりに悩まされていました。しかし飲み会を終えて帰宅した夫は……?

 

つわりに苦しむ妻への自分本位な気遣い

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アキトさんは、つわり中に食べ物のきついにおいをプンプン漂わせながら帰宅。

機嫌よく剥いてくれたりんごには「変色防止」と言って塩がすり込まれており、カスミさんの体調はさらに悪化します。

 

「塩はつけずにそのままで大丈夫」と伝えるとアキトさんは「もう何もやってあげない」と機嫌を損ね、片付けもせず部屋をあとにしたのでした。

 

アキトさんは、つわりに苦しむカスミさんを気遣っているというよりも、自分がやりたいことだけをしているよう。気遣ってくれる気持ちには感謝したいところですが、自分本位な気遣いはかえって迷惑となることもあるのです。

 

本当にカスミさんのことを思っているのなら、最低限の要望は聞き入れてあげられるといいかもしれません。カスミさんも事前に控えてほしいことは伝えておき、つわりへの影響を少しでも減らした生活が実現できるといいですね。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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