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「ただの巻き爪じゃないの!?」生まれつき爪の形が独特な息子⇒医師から衝撃の事実を告げられて!?

わが家の5歳の息子は、赤ちゃんのころから爪の形が独特で、いつも切るのに苦労していました。大きくなったら切りやすくなるだろうと思っていたのですが、息子の爪にはある問題を抱えていたのです……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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生まれつき爪の生え方が独特だった息子

息子は生まれたときから爪の生え方が独特で、爪切りが非常に難しい子でした。爪がまっすぐに伸びず、前に向かって巻いてしまうため、爪切りの際にはいつも苦労していました。

 

そして5歳になってすぐに受けた健診で何気なく相談してみると、医師から「先天性第4趾爪甲前方彎曲症(せんてんせいだいよんしそうこうぜんぽうわんきょくしょう)」と診断されたのです。予想外の診断と初めて耳にする病名に、私は戸惑いと驚きを隠せませんでした。


先天性第4趾爪甲前方彎曲症とは、足の指が先天的に短いことで、爪が正常に生えない病気だそうです。息子の場合、右足の薬指が短く、爪が前方に曲がって生えていることがわかりました。

 

 

気長なサポートが必要

医師によると、今のところ有効な治療法はなく、様子を見続けるしかないとのことでした。爪が曲がりながら伸びるため、放置すると傷や感染症を引き起こしてしまう可能性があり、こまめな爪切りは必須です。

 

また、爪の生え方の変わり具合や足の指の成長に注意し、定期的に病院でのチェックを受けることをすすめられました。そのうち治る……と軽く考えていた巻き爪ですが、気長にサポートしていくしかないのだと私は腹をくくったのです。

 

 

それ以来、以前よりこまめに息子の足の爪を切るようにし、足や爪の状態をチェックするようになりました。「今は指の短さが目立たないけれど、これ以上伸びなかったらどうしよう」「歩きづらく、コンプレックスになってしまわないかな」「手術が必要になったらどうしよう」など不安はいくつもありますが、ひとまず日常生活には大きな支障はないため、あまり深刻に考え過ぎないようにしています。息子の健康状態や成長について見つめ直す良い機会をもらったと思い、気長に向き合っていこうと思います。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:木下うめ子/30代女性。2018年生まれの双子の母。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

 

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