すると夫の退職後、思わぬ展開が待っていたのです――。
退職してから4カ月後の夫
夫の退職後は、私が家事や買い物をしている間、夫が子どもの面倒を見ていました。子どもが登園すると夫婦でランチを食べに行ったり、お出かけをしたりと最初は楽しんでいたのですが……。しかし、4カ月たっても夫は特に仕事を始めるわけでもなく、この人はいつまた仕事をしだすのだろうか?と私は疑い始めました。
心配してくれる父母
夫が仕事を辞めてから一緒にいる時間が増えたため、双方の同意のもと、定期的に離れる時間を作ることに。私は隔週で、子どもを連れて週末のみ実家に帰省するようになりました。
もともと父も母も帰省には好意的で、孫の成長も見れると毎回楽しみにしてくれていたのです。ただ、やはり心配してときどき夫の状況を聞かれることがありました。その際は素直に答えていたのですが、これがまさか私の父をそんなにも刺激していたとは思いもしませんでした……。
判明した衝撃の事実
夫が仕事を辞めて、6カ月が経ったあたりでしょうか。父親から「最近どう?」と夫の話題を振られた私。「そろそろ仕事をしようとしているようにも見えるけど、あまり頻繁に聞くと機嫌が悪くなるから聞けない」と答えました。すると、「生活は大丈夫か、ちゃんと生活できているか」と父。
私はここまで心配をかけてしまい申し訳ないなと思っていたのですが、なんだか父の言動に違和感を覚えました。そこでよくよく話を聞いてみることに。すると、私と子どもが不自由なく暮らせるようにと、実は父が手を回していることが判明しました。しかも、私に直接渡すと夫の面目をつぶすからと、父は私を通さず夫に生活費の資金を渡していたと言うのです。
私は感謝の気持ちを伝えたうえで、「これ以上資金提供をすると本人が働く気力を失うかもしれない」などと伝え、父からの資金援助は止めてもらうことに。その直後はやる気がなくだらけていた夫でしたが、夫婦できちんと話し合わなければと思い、時間を設けて今後の家族の在り方を話し合いました。
その後、夫は真面目に転職活動をおこない無事就職できました。現在は一家の大黒柱として働いてくれています。父が心配しているのは感じていたものの、まさか夫にお金を渡しているとは思わず、本当に驚いた出来事でした。
著者:遠野悠/20代女性/妊娠糖尿病を経て出産。2019年生まれの発達グレーの男の子のママで、療育に通っている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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