父が不安な様子だったのには、理由が…
私のあとにトイレに入った父。すると、トイレから返ってきた父が、青ざめた表情でリビングに入ってきました。そして父は第一声で「お前、生理か……?」と聞いてきて……。
そんなこと一度も父に聞かれたことはなかったため、私は「何ごと!?」と父の言葉に衝撃。なぜそんなことを聞くのか父に確認してみると……なんと血の付いたトイレットペーパーが便器の底にあったそうなのです。たしかに生理予定日はそろそろでしたが、先ほどトイレに行ったときには生理にはなっていなかったはず……そう思いながらも念のためトイレに行って確認すると、生理がきていました! そう、父が目にした血のついたトイレットペーパーは私の経血で、先ほどトイレに行った際しっかりとトイレットペーパーを確認しなかったための物でした。しかも、ちゃんと流れていなかったというミスの連続……。
実は父、過去に大腸がんを経験しており、血の付いたトイレットペーパーを見て「自分から出血したのかも」と思ってびっくりしてしまったようです。不安にさせてしまい、父には申し訳ないことをしてしまいました。そして、まさか父に経血の付いたトイレットペーパーを見られてしまうなんて。その恥ずかしさもあり、しばらくは父と顔を合わせられませんでした。
トイレを出る前に流しましたが、拭いた物がきちんと流れたことまで確認しなくてはと、自分の行動を反省する出来事ともなりました。
著者:佐々木菜緒/40代女性・求職中のため家事手伝い。ダイエットが趣味のようになってしまったダイエッター。
イラスト:ふるみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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