「えっ！？」図書館で騒いでいる息子を見て人差し指を立てている男性⇒かけてきたのは、思いもよらない言葉だった…！

私たちがよく行く図書館は、大人用と子ども用の場所が仕切られていて、出入口から離れた奥の場所に子ども用の絵本が設置されています。大人用の場所では本を読んだり勉強したりしている人たちが大勢いたので、子どもたちがなるべく大声を出させないようにしようと思いました。

娘は読書感想文用の本を探し、息子は娘の後をうれしそうについて回っていて、そのときお気に入りキャラクターの絵本を見つけて大興奮！ 大声でキャラクターの名前を叫んだのです！ 家なら問題ないけれども、ここは図書館。私と娘は息子に「しーっ！！」と人差し指を立てて制止しました。すると近くに座っていた60代くらいの男性がこちらを見て、同じように人差し指を立てていました。

私はそれを見て、これは怒られるなと思ったのですが、男性は続けて手を横に振り「しーってしなくていいよ。ここは子ども用のスペースだから。気にしなくていいよ」と言ってくれたのです。

私はてっきり注意されるのだと思っていたんですが、図書館で静かにしなくてもいいと言っていただいたことに驚きました。もちろん、子ども用スペースとは言っても、本来図書館は大声をあげる場所ではないので、そのことを息子にきちんと教えていきたいと思います。けれども男性の気遣いに少し気持ちがラクになり、男性に感謝の気持ちでいっぱいになった出来事でした。

著者：堂本ちか／30代女性／2015年1月生まれの娘と2022年11月生まれの息子、年の差きょうだいのママです。お調子者の娘とおバカな息子のかわいさに癒されながら毎日育児奮闘中です！

イラスト：きりぷち

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2024年11月）