私にだけクッキーをくれない義母
義母が作ったランチをみんなで食べ終えたころ、義母が「お茶にしようか」と言って、紅茶やコーヒーを振る舞ってくれたので、夫や義父は手作りクッキーをパクパクと食べ始めました。
しかし、「私も1枚クッキーをいただいてもいいですか?」と義母に聞いたところ、「ダメ、あなたのために作ったわけじゃないから」とまさかのひと言。一瞬「え?」と思って、「あ、すみません」と言うと、義母が「そんなの冗談よ、あはは」と笑いながら、私に目を合わせず言ってきました。私は半笑いで「あ、そうなんですか」と言って1枚食べましたが、こんなくだらない冗談は必要ない、ただの意地悪だとしか思えませんでした。
今となっても、冗談だったのか本気だったのかわからず、怒りと面倒くささだけが残り、それ以降、義実家では義母から「食べていいわよ」と言われるまですべてのものを食べないようにしています。
また、義実家へおなかが空いた状態で行かないようにしたり、飲み物も持参。私から食べていいかとは聞かず、私に出されたものだけを食べるように。普段から義母は少し意地悪なところがあるので、そういう性格なんだと割り切って、なるべく私から質問したりもせず、普段から淡々と話だけして深く関わらないように気をつけようと思いました。
著者:加藤早苗/30代 女性・主婦。結婚5年目で、1年前から専業主婦に。最近は韓国の男性アイドルにハマっている。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています