タンポンを使ってみたい!
雑誌の記事には、タンポンを使うとナプキンだけよりも漏れの心配が少なくなると書いてあり、興味が出てきました。というのも、日々、生理のときは経血が漏れないか心配で過ごしていたからです。
タンポンをうまく使って、生理中がより快適に過ごせるようになれば……という思いがあり、私はさっそく次の生理がきたときにドラッグストアで購入し、使ってみることに。
買ってみたものの…
箱から開けてみると、ひもがついていてプラスチックのカバーがついていて……と初めて目にする生理用品は、どうやって使うかまったくわかりませんでした。「これが入るの……?」と最初は異物を挿入することに不安も抱いて……。
ただ、快適な日々を遅れることを夢見て意を決して使ってみることに。パッケージに使い方が動画で見られるよう二次元コードがついていたため、それを読み取ってまずは動画で使い方を見てみました。
すると、意外と簡単に使っているように見え、「これなら私にもできる」と不安も多少軽減されたのです。
簡単そうだと思っていたが
そして、いざ実践! ……しかし、まったく入りません。何度も挑戦しましたがなかなか入れるのが難しくて……。動画では簡単に使っていたように見えましたが、自分でやってみると難しいと感じました。
その後、インターネットでさまざまなサイトを見て、試行錯誤しながら挿入。トイレに30分こもってやっと入りましたが、痛くて我慢できず、すぐに抜いてしまいました。こんなにも痛いとは思っておらず、結局自分は使えないとタンポンを断念することとなってしまいました。
生理用品はナプキンしかないと思っていた私。しかし雑誌の記事で、タンポンという生理用品があることを知りました。そのため、性教育の際などにナプキンだけでなく、他にも生理用品があること、その使い方を教えてもらえたらいいなと思いました。私の場合は、結果的にタンポンは合いませんでしたが、さまざまな生理用品を知っていれば、その中からライフスタイルなどに合わせて自分に最適な生理用品を見つけられるはずだと思うのです。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者:渡辺さあや/20代女性・管理栄養士を目指す大学生。これまで生理のことは気にせず生活してきたが、ある医師と出会い、自身の生理を見直すことになり現在に至る。
イラスト:おんたま
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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