そして判明したニオイの正体に、私たちは驚きました……。
初めてのフードデリバリー
フードデリバリーが流行りだしたころ、私の住む街でも注文できることを知りました。配達料など考えると自分で取りに行ったほうが安いと思いますが、「流行しているし頼んでみよう!」と、家族の夕飯に初めてフードデリバリーを利用してみることにしたのです。
届いた商品が…くさい!
注文したのはコンビニのチキンナゲット。子どもが好きで、いつもパクパク食べています。普段は5個入りを買っていますが、なんとフードデリバリーを利用すると箱買いできるとのことで、これに決めました。
滅多に出前を取ることがないわが家なので、今か今かと配達を待ちました。そして何分か経ったころ、「ピンポーン」とインターホンが鳴り、玄関で商品を受け取りキッチンに持って行くと……。商品を鼻に近づけた瞬間、「くっさ~い!」と、みんなでびっくりしたのです。
臭いにおいの正体は…
チキンナゲットのにおいではなく、なぜか商品が入っているビニール袋がくさいことがわかってきました。「何これ、くさい!食べたくない!」としかめっ面の子どもたち。どうやらにおいの正体は、私も子どもも大嫌いなタバコのにおいのよう。
入っていたビニール袋を急いで捨てて、中身のにおいを確認しますが、箱にもにおいが少し残っています。「チキンナゲットを無駄にするわけにもいかない」と、袋や箱を捨て、チキンナゲットをお皿に盛り付けてみると、やっとにおいはなくなりました。
家から1キロほどしかないコンビニの商品なので、配達時間は長くなかったのに、こんなににおいがつくのかと驚きました。届けてくれた人は車で来ていましたが、おそらく喫煙者だったのでしょう。車に染み付いているタバコのにおいが、ビニール袋や箱に移ってしまったのかもしれません。最悪のフードデリバリーデビューとなりましたが、いろいろな配達スタッフさんがいると思うので、たまたまだったと思うようにしています。
著者:新谷けご/40代女性/2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)