車に乗ると性格が変わる夫
夫は前の車が少しでも遅いとイライラが始まり、その車が視界から消えても、夫の機嫌はなかなか戻りません。
同乗している私たち家族は、いつもハラハラドキドキ。まるで地雷原を歩いているような気分なのです。
子どもが産まれそうな日も…
特に忘れられないのは、子どもが産まれそうなあの夜。陣痛の痛みで苦しんでいる私以上に、助手席の私は夫の機嫌が気になっていました。産婦人科に連絡し、夫に車で送ってもらったものの、まだ産まれる気配はなく、一旦自宅に戻ることに。真夜中だったこともあり、病院の先生の対応は少し素っ気なく、夫は明らかにご立腹。帰りの車内は、先生の文句で埋め尽くされました。
「帰って少しでも早く寝たい」。そう思っていた夫は、暗い道をスピードを出しながら運転していました。「父親になるんだから、落ち着いて!」と叫びたい気持ちをグッとこらえ、私はただ黙って座席にしがみついていました。不思議なのは、車を降りると同時にいつもの穏やかな夫に戻ること。まるで魔法が解けたみたいです。
子どもたちにも緊張が走る
そして、子どもが小学生になりサッカーチームに入ったことで、週末の遠征はわが家の定番イベントに。毎回違うグラウンドへ向かうのですが、カーナビを設定しても、入口や曲がる場所がわかりにくいこともしばしば。特に1試合目の時は時間との闘い。道を間違えて迷ってしまったら大変です。
そんなとき、夫のイライラはMAXレベルに達し、焦れば焦るほど道に迷ってしまう悪循環。うちの子だけでなく、チームメイトの子どもを乗せているときは、無事に到着することを祈るような気持ちで助手席に座っていました。一度、山道で完全に迷子になってしまったことがありました。車内の空気は最悪で、いつもと違う夫の様子に不安になったチームメイトの子が、嘔吐してしまったこともありました。
まとめ
夫の運転中のイライラをどうにかできないものか……。家族だけでなく、他の人まで巻き込んでしまうのは心苦しいです。今は、車で出かけるときは夫の好きな音楽をかけたり、楽しい話をして気を紛らわせるようにしています。うまくいくときもあるけれど、根本的な解決にはなっていないのが現状です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:陸えまこ/40代女性・主婦
イラスト/おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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