無縁だと思っていた尿漏れの現実
尿漏れという言葉は聞いたことはありますが、私にとっては無縁と思っていました。30代で2人の子どもを出産しましたが、尿道や腟周りの緩みを感じたことはなく、特に問題はありませんでした。運動も定期的にしているし、骨盤底筋の緩みという言葉を聞いては、「そんなのあるんだ」くらいに思っていました。
お風呂上がりの違和感。40歳手前の変化
そして変化が訪れたのは40歳手前になったころ。お風呂上がりにすぐおりものシートをつけて下着をはかなければ、下着が濡れてしまうようになったのです。これは尿なのか、腟に入ったお湯なのかよくわかりませんが、ともかく今までなかったこと。尿のようなツンとする臭いはないので、腟からお風呂のお湯が少量入り、それが出てしまっていると思いました。
2重跳びの悲劇!予期せぬ尿漏れの恐怖
そして先日、子どもが庭で縄跳びの練習をしていたときのことです。2重跳びをじょうずに跳ぶ子どもを見て、昔の自分を思い出し「お母さんにもやらせて」と2重跳びをやってみました。体が覚えていて、何十年ぶりの縄跳びなのに、ぴょんぴょん跳ぶことができます。隣りで見ている子どもも、「30、31、32!!」と大声で数えてくれています。
しかし、40回に届くというところで、「え、尿漏れしている!? これ以上跳び続けたら下着を超えてズボンまで汚してしまうかも……」と、恐怖で記録は諦め、トイレへと慌てて駆け込みました。跳び始めから違和感が出ていて、「跳ぶたびに尿漏れを起こしている」と気付いていました。でも跳び始めてしまったし、子どもも応援しているし……と、続けた2重跳び。最後は「もう、おもらしするのでは」という恐怖にさいなまれていました。
まとめ
40代前後に突然迎えた腟や尿道周りの緩み。習慣的な運動を心がけているし、太ったり痩せたりの変化はないのですが、急激に衰えを感じました。骨盤底筋の体操も試したことはありましたが、続かず。今はおりものシートで出るものを抑える日々を送っています。おりものシートは汚れたらすぐに交換できるのでいいですが、今後ますます衰えてしまう可能性があるので、今度こそは骨盤底筋体操を続けられるようにしたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト/sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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