こんな食べ方知ってた?里芋は蒸してから揚げてみて♪
2024年10月放送のTBS『マツコの知らない世界』では、日本各地で代々受け継がれてきた伝統野菜についてが紹介されました!
伝統野菜の魅力を教えてくれたのは、最年少野菜ソムリエプロ・緒方湊さんです。
紹介された野菜の中でも「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」という山形県真室川町で作られている里芋は、なんと室町時代から伝わる伝統的な野菜なんだそう。
今回は、そんな甚五右ヱ門芋の栽培農家さんがイチオシする「甚五右ヱ門芋の磯辺揚げ」を作ります!今回はスーパー売っている里芋を使用します。
里芋のイメージを覆す、グンと美味しさがアップするレシピですよ♪
栽培農家さんおすすめ「甚五右ヱ門芋の磯辺揚げ」の作り方
材料(1人分)
- 甚五右ヱ門芋(里芋)・・・200g
- 白だし・・・小さじ1
- 片栗粉・・・大さじ1.5杯
- 塩・・・適量
- 青のり・・・適量
- 揚げ油・・・適量
作り方①里芋はよく洗って両端を切り落とし、電子レンジで蒸してから皮を全て剥く
里芋はよく洗い、両端を薄く切り落とします。
番組内では蒸し器で加熱していましたが、今回は家庭で簡単にできる電子レンジ加熱方法をお伝えします。
耐熱容器に並べてラップをしたら、600Wの電子レンジで5〜6分ほど加熱しましょう!
竹串や爪楊枝などがスッと通ったら、火傷に気をつけながら皮を全て剥きます。
里芋を蒸して皮を剥きながら塩をつけて食べる料理を「きぬかつぎ」と呼び、こちらも農家さんおすすめの料理だそうです。
今回作る「甚五右ヱ門芋の磯辺揚げ」は、きぬかつぎの状態から一手間加えたレシピなんです♪
作り方② 全体に白だしを絡ませ、片栗粉をまぶす
皮を剥いた里芋を転がすように、全体に白だしをよく絡ませます。
続いてしっかり表面が白くなるくらい片栗粉をまぶしましょう!
片栗粉をまぶす工程はバットの上では少し時間がかかってしまったので、ポリ袋の中などで絡ませるのがおすすめです♪
作り方③180℃に熱した油で薄いきつね色になるまで5分ほど揚げる
鍋やフライパンに油を入れて180℃に熱し、片栗粉をまぶした里芋を揚げます。
里芋自体にはすでに火が通っているので、揚げ時間は5分ほどでOK!
全体が薄いきつね色に揚がったら取り出して油を切っておきましょう。
作り方④塩と青のりを入れた袋に揚がった芋を入れ、よく振ったら完成♡
塩と青のりを入れた袋に揚げた里芋を入れ、よく絡ませるようにシェイク!
揚げたては熱いので、油を切って少し冷ました里芋を入れると安心ですよ♪
全ての里芋に塩と青のりが絡んだら「甚五右ヱ門芋(里芋)の磯辺揚げ」の完成です!
サクサク×ねっとり×のり塩味のバランスがマッチ◎
完成したビジュアルがもう、いつもの里芋レシピとは全く違いますよね。
普段は煮込みレシピが多かった里芋が、カリッとサクサクな見た目にイメージチェンジ!
揚げたての里芋の香りと、青のりの磯の香りが食べる前からこちらに伝わってきます♪
蒸してから揚げた里芋は箸で簡単にスッと割れるほどやわらかく、煮るよりもねっとり・ホクホク感が強いです。
食べた瞬間のカリッとした揚げ物の食べごたえはもちろん、のり塩味のダイレクトな美味しさがたまりません♡
もうお菓子ののり塩味ポテトチップスでは満足できないかも……と思ってしまうほど「甚五右ヱ門芋(里芋)の磯辺揚げ」にどハマりしてしまいました(笑)。
今回はスーパーの里芋を使いましたが、次回は甚五右ヱ門芋を使用して伝統野菜の美味しさを味わってみたいです♡
意外な激うまレシピ!里芋があったら試してみて〜♪
今回は、意外な調理方法に驚いた里芋レシピを作りました。
ねっとりとした粘りが特徴の里芋に、のり塩味がこんなにも合うなんて新たな発見!
スーパーで里芋を見かけたら、ぜひ作ってみてくださいね♪