「今、生理なの?」と彼氏に言われ…
彼氏と付き合って3カ月が経ったある日のことです。お互いの仕事が休みだったので、お家デートをすることになりました。私は生理3日目で少し体がだるかったので、「お家デートでよかった」とひと安心。
彼氏がくっついてきてくれたものの、臭いなどで生理だとバレるのが恥ずかしく、彼氏と距離をとっててしまいました。そして一緒にゲームをしているとき、経血がドバッと出た感覚が。急いで「お手洗い借りるね」と彼氏に伝えてトイレへ向かった私。彼氏の家なので、ナプキンは持参した袋に捨て、臭いも残らないように消臭スプレーをしてトイレを出ました。
私がトイレから戻り、しばらくゲームをしたあと、「俺もトイレ行ってくる」と言って彼氏がトイレへ。そして彼氏がトイレから帰ってくると……なんと「今、生理なの?」と聞かれたのです! 突然の話題に私は戸惑い「え、うん」と答えました。
どうしてバレたんだろうと焦りつつ、生理かと聞かれた恥ずかしさでどんどん顔が熱くなりました。
臭いケアはしたはず…
恥ずかしさでいっぱいでしたが、生理だとバレた原因に不安を感じ、「え、どうして生理って気づいたの? 臭いが残ってた?」と彼氏に聞いてみることに。
すると、「トイレに血がついてたから」と彼……。
ちゃんと確認したはずだったのに……! 私は恥ずかしさと後悔で顔を上げることができませんでした。
その後、私はすぐに「掃除するね」と思いトイレに向かおうとしましたが、彼氏は「俺が掃除しておいたし、そんなに気にしなくて大丈夫だよ。仕方のないことだし、これくらいのことで嫌いにならないから安心して」と引き留めてくれました。
彼氏の言葉にホッとした
「片付けまでさせてごめんね」と伝えると、彼氏は「こちらこそ体がきついのに、デートしてくれてありがとね。疲れたらいつでも言ってね。今日は俺が夜ごはんを作ってあげる!」とフォローしてくれました。
生理の失敗で嫌われないか不安だった私の気持ちを察してくれたのでしょう。彼氏はたくさんの愛情で私の不安を払拭してくれました。
その夜、彼氏が作ってくれたのは温かい鍋。私の体調を気づかって作ってくれたと思うと、うれしさで心がいっぱいになりました。
今回の件は彼氏の懐の広さで救われましたが、次からはトイレを出るときに経血がついていないか確認してから出るように意識したいです。
今回の経験から、男性から過度に生理の話題を避けられるより、「仕方ないことだから気にしなくて大丈夫だよ」とフォローしてもらえるほうがうれしいことに気がつきました。
私は生理が恥ずかしいものだと過度に思い込み過ぎていたところもあり、今回の件をきっかけに生理について彼氏にオープンに話すように。生理前は理由もなく怒ってしまうことや2日目は寝込んでしまうことなど少しずつ彼氏に理解してもらい、ひとりで抱え込まず、つらいときは頼りたいと思います。
著者:あすまる/20代女性・会社員2年経験後、フリーランスのライターやデザイナー、YouTubeディレクターとして活動中。自分が心地よく生きられる仕事や趣味と出会い、毎日楽しく過ごしている。
作画:ちゃこ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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