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「早く…したい…」私からの謎メッセージ→予測変換でまさかの事態に!嘘が下手な夫の悲惨な末路とは?

私は、最近なんだか様子のおかしい夫に悩んでいます。この前は、前々から2人で計画して、夫も楽しみにしていたはずの結婚記念日のディナーの約束を忘れていたのです。結局、その日は予約をキャンセルして、男友だちとの約束を優先されてしまいました。そして、電話をしても、なかなか連絡がつかなくなり……。

連絡がつかない理由を聞くと、スマホの調子が悪いという夫。

しかし、夫のスマホは買ってからまだ1年も経っていないので、調子が悪いはずはないと思うのですが、最新機種に変えたいと言い張ります。今のスマホは家庭用の予備として2人で使おうと提案され、私は渋々、新しいスマホの購入を了承しました。

 

結婚記念日のディナーも、キャンセル料を払ってまで男友だちとの当日の予定を優先したり、新しいスマホを買ったりと、最近、夫のお金の使い方が荒いように思えてなりません……。

 

はしか騒動であぶり出された真実

ある日、私の職場で、はしかにかかる社員が続出……。私も含め、同じ部署で働いている社員全員が濃厚接触者となりました。よくコンビを組む後輩のシンママも、疑わしい症状で早退しました。私は体調に変わりありませんが、夫の感染が心配になり、急いで連絡してみると、幸い夫も症状は出ていないようで一安心。

 

しかし、夫はかなり焦っている様子です。早退した後輩のことを、なぜか根掘り葉掘り私に聞いてきます。そんなに私のことを心配してくれているのかと、少しうれしく思っていたのですが、その後の夫の発言に違和感が……。

 

「シンママなのに、はしかなんかかかったら大変だよな。」と、夫は私の後輩を心配するのですが、彼女がシンママだとは言っていない気がします。

 

私は、社長とご縁があり今の会社に中途で入社しています。後輩ができたのも最近のこと。夫に後輩ができたことは話しましたがが、彼女がシンママだということまで詳しく話した記憶はありません。

 

そして、3週間ほど経ったある日。私は、夫にメッセージを送信。
「早く したい 💕」


いやらしい言葉を唐突に送った私に夫は困惑。
「は? 突然何なの?」
「仕事中なんだけど」

 

心当たりがあるはずなのに、何をとぼけているのやら……。知らないふりで通すつもりのようなので、私は丁寧に教えてあげることにしました。
「あなたの予備のスマホの予測変換で出てきたよ」

 

つまらない言い訳をする夫にあきれる私

夫を問い詰めると、「隠れて官能小説を書いている」とを白状してきました。夫が本を読んでいる姿なんて見たことがありません。そんな人が、小説を書くなんてことがありえるのでしょうか。どうせならもう少しマシな嘘にしてほしいものです……。

 

夫が本当に官能小説を書いていると言うのならぜひ読んでみたい。しかし、私が読ませてほしいと言うと、夫は嫌だの一点張り。私の疑いは大きくなる一方です。それを察した夫は、逃げも隠れもしないので、予備のスマホの中身を調べたらいいと言ってきました。

 

1週間後、家では出していないつもりだったのですが、私はイライラが漏れていたようで、夫から「らしくない」と指摘されました。実は、後輩のシンママは仕事のミスが多く、取引先とトラブルまで起こしているのです。私は先輩として、その責任を取らされるので、イライラが募っていました。つい彼女にも、つらく当たってしまうのですが、それを話すと、なぜか彼女の肩を持つ夫。後輩のフォローをするのが先輩の仕事だ、腹を立てていびるなんて先輩として失格だなどと、とても感情的に怒っています。

 

私が、「仕事ができない上に、先輩である私の夫に手を出したのだから仕方がない」と言うと、夫が急に青ざめました。はしかの一件で2人の仲を疑った私は、夫を尾行し、休日出勤が嘘だということを突き止めていたのです。男友だちと会うと言って出かけていたのも、会っていたのは男友だちではなく、私の後輩のシンママでした。

 

実は私、前職が探偵業でした。今の会社の社長と出会ったのも、以前の仕事がきっかけです。そのご縁で転職したのです。こそこそ探偵を使って調べていたなんて卑きょうだと夫が言うので、私はすべてを説明しました。集めた証拠もしっかりと提示してあげると、夫は再び真っ青になっていました。

 

嘘を本当に?最後まで笑わせてくれる夫

それから私は、弁護士に相談して離婚の手続きを進めました。当然、後輩のシンママのことは、懇意にしている社長に報告。彼女のこれまでのミスやトラブルも鑑みて、退職勧奨されました。不倫の事実を知った私と仕事をするのは、さすがにやりにくかったのか、すんなり退職していきました。私への慰謝料の支払い苦労した彼女は、地元にUターン。実家に子どもを預けながら、必死に働いていると、風の便りに聞きました。

 

元夫は、本当に官能小説を書きはじめたようで、1発当てようとしているとか。書き上がったら、今度こそ読ませてもらいたいものです。

 

私はといえば、会社員としていつもどおり働く生活へ戻りました。いずれは良き伴侶に出会いたいと思っていますが、探偵スキルが再び活躍するような未来が来ないように、相手は慎重に見極めたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

スマホの予測変換が不倫を暴くこともあるのですね。いろいろと詰めの甘い夫でしたが、うまく隠したからと言って不貞行為が許されるわけではありません。愛を誓ったはずの夫婦ですが何かのタイミングですれ違い、悲惨な末路を辿ることとなってしまいました。取り返しのつかない事態に陥る前に、意見し合うなどのコミュニケーションを取ることが大切なのではないでしょうか。

 

【取材時期:2024年11月】

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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