友だち「今日は…」
私が中学生のころの話です。 授業の合間の休み時間は友だちとよくトイレに行っていました。ただ、友だちはなぜか他人の生理に敏感。 私が個室でナプキンをべりべり剥がす音を聞いて、「今日は生理? そうでしょ?」と聞いてくるのです。彼女にとっては生理を気づかうために聞いていたのかもしれませんが、私はそれがとても恥ずかしく、いつも「いちいち聞かないで……」と思っていたのでした。
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中学生のころ、トイレでナプキンを剥がす音を聞くと、「今日は生理?」と聞いてくる友だちがいて恥ずかしかったとのエピソードを寄せてくれた長谷杏さん。女性同士であっても、生理の話をオープンにしたいかどうかは人によって異なると思います。お互いに相手の意思を尊重しながら、コミュニケーションをとっていけるといいですね。
著者:長谷杏/30代女性・主婦
イラスト:藤まる
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
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