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「流産するかも」医師に言われたため不安で涙しか出ない私⇒絶望の中、私を救ったのは母が起こした奇跡だった…!

1人目の妊娠中の出来事です。いつも通り総合病院で受けた妊婦健診で判明した流産の危機。絶望の中、私を救ったのは、実母が起こした奇跡でした……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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突然流産の危機に

妊娠5カ月のときの話です。私は呑気に診察の順番を待っていました。

 

しかし、診察が始まると、穏やかだった先生の顔がみるみる青ざめ、「大変! 赤ちゃんが出てきている!」と大きな声で言ったのです。他の診察室から3人の先生がかけつけ、一瞬にして張り詰めた空気が流れました。

 

 

絶望の中、泣くことしかできない私

内診台では一瞬の出来事で状況が私は理解できませんでしたが、診察室に移動し、詳しい説明を聞くことに。そして、「お母さん、落ち着いて聞いてください」と先生がゆっくり話し始め、切迫流産と診断を受けました。

 

そのまま入院することになり、流産を防ぐための手術を受けることになりましたが、難しい手術で、「残念だけど難しいかもしれない」と先生から言われました。そのため、「流産してしまうかもしれない」という不安で押しつぶされそうになり、私は泣くことしかできませんでした。

 

 

実母が起こした奇跡

妊婦健診後はいつも母に結果を報告していたので、私は入院後に病室で、流産する可能性が高いことを報告しました。10分後に届いた母からの返信には、「絶対に助かるよ。大丈夫」との文字が。

 

入院した日の夜の電話でも、母は何も聞かずただ私の話を静かに聞いてくれ、「大丈夫。絶対に大丈夫」と断言していました。あまりに母が言い切ったので、私も大丈夫かもしれないと思うことができ、落ち着いて入院して3日後に手術を受けることができました。

 

 

手術は成功。手術によっておなかの張りや破水が起こる可能性がありましたが、術後は順調に経過して10日後に退院し、半年後に無事に出産できました。

 

 

出産後で母になぜ断言していたのか聞くと、「あなたの子どもだから絶対大丈夫って思った」とのこと。根拠のない確信でしたが、医師から流産が決定的なように言われた中での出来事だったため、母の言葉が奇跡を起こしてくれた気がしてなりません。子どもが4歳になった今でも力強い母の言葉に感謝でいっぱいです。

著者:長濱 ユイ/30代女性/2020年生まれの娘と2023年生まれの娘を育てる2児の母。にぎやかな娘たちとの毎日を楽しみながら、将来の自分のために看護師をしながら副業にも挑戦中。趣味は家庭菜園とスポーツ観戦。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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