結婚後、モラハラな言動が目立ちだした夫は、家事を丸投げして夜には無理やり行為に及ぶようになります。カスミさんは夫の行為がモラハラだと認識していますが、金銭的な不安から夫と離れられずにいました。
夫がカスミさんへ罵声を浴びせる様子を見ていたモモナちゃんは、緊迫した空気を感じると自ら話題を振ってくるように……。カスミさんはモモナちゃんにもつらい思いをさせていたことに気づき、行動を起こすと決めました。
ある日、カスミさんのもとへ母親が交通事故に遭ったとの連絡が入ります。モモナちゃんのお迎えを夫に任せて病院へ。
幸い大事には至らず、カスミさんがホッと胸をなでおろして帰路についていたところ……?!
泣き叫ぶ娘を前に見て見ぬふりの夫……
「ぎゃああああーー!!」
自宅マンションのエレベーターを降りると、モモナちゃんが泣き叫ぶ声が聞こえました。
カスミさんは急いでモモナちゃんのもとへ。
そばにいた夫は「どうもしてない。泣き止まないから困ってた」「疲れたから向こう行くわ」と言い、その場を去ります。
しかし、モモナちゃんの膝にかけてあったタオルをとると、その足は血まみれ……!
夫を問いただすと、へらへらと笑みを浮かべながら「自転車でモモナの足を巻き込んだのかも」と話し、カスミさんは血の気が引いてしまうのでした。
モモナちゃんにけがを負わせたと認識していた夫。
負傷箇所をあえて隠すような行動をとっていることから、夫はモモナちゃんのことよりも、なんとか責任から逃れたかったのでしょう。
大切なわが子を守る気がないのなら、父親を名乗る資格はありません。
夫がことの重大性を十分に理解しない限り、今後一切モモナちゃんを任せないほうがいいかもしれませんね。
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