家族の沖縄旅行にまだ5歳のユウを連れて行こうとしたり、家族水入らずのお出かけを邪魔したり、お揃いの手作りブレスレットを渡してきてSNSへの投稿を強要したりと、サチにとっては迷惑なことばかりしてきたマイ。
ある日、マイが、サチとユウの横顔がはっきりわかる写真を無断でSNSに投稿していたことに気が付きます。夫と話し合い、迷惑だけでなく怖さも感じたサチは、マイと距離を置くことに。
そんな矢先、マイが「いったんブレスレットを返してほしい」と言って、深夜にサチの家にやってきます。深夜にやって来たことだけでなく、マイが、息子のトシを「嘘をついて知り合いに預けてきた」と平然と言うことにサチはあ然としてしまいます。その後、長々と続くマイの世間話。見かねたサチの夫が苦言を呈し、ようやくマイは帰っていきました。
それから2週間ほど、サチはマイやトシの姿を見かけなくなりました。気になっていたころ、突然マイと再会したサチ。すると、久々に会ったマイは、サチに驚きの言葉をかけてきたのです――。
久々の再会でママ友からかけられた驚愕の言葉
「友だちが大変なことになった!」と嘘をつき、息子のトシを知り合いに預けて、サチの家にやってきたマイ。それを悪びれずに話すマイに、サチは驚きます。
マイが帰った後、それを夫に話したサチ。夫もにわかには信じられないようでしたが、最終的に「そのアクセサリーを持ってきたときを最後にできたらいいね」とサチを励ますのでした。
そして、翌朝――。
保育園の前でマイに会ったサチは思わず身構えます。しかし、サチの予想に反して、マイはアクセサリーをサチに返してあっさりと去っていったのです。
それから数日、サチはマイとトシの姿を一切見かけませんでした。「あんな迷惑な人近くにいないほうがいいんじゃない」と言う夫に同意を示しながらも、もやもやがおさまらないサチ。
それから2週間後――。
ユウを保育園に送り届けに来たサチを、待ち構えていたマイ。そして、マイは「サチちゃんのために2週間もかけて動いたのに~」と言い出したのでした……。
◇ ◇ ◇
病気などの緊急事態などであればまだしも、夜遅くに相手に嘘をついて未就学児の子どもを人に預けるというのは、常識を疑ってしまいますよね。平然と嘘をついたことを話すマイですが、嘘をつく人のことは、信じられなくなってしまうのではないでしょうか。みなさんはママ友に嘘をつかれたと感じたこと、気付いたことはありますか?