あるとき、母親が交通事故に遭い、モモナちゃんのお迎えを夫に任せて病院へ。帰宅すると、モモナちゃんは足を怪我して泣き叫んでいました。夫は、笑いながら「自転車に巻き込んだかも」と言い、責任逃れをしようとするだけ。結局、カスミさんがモモナちゃんをすぐに病院へ連れて行き、入院することに。
それを知った夫は、自分の空腹を満たすためにカスミさんを呼び戻そうとします。ついに我慢が限界に達し愛想をつかしたカスミさんは、モモナちゃんが退院すると同時に家を出て行きました。
しかし、自分にまったく非がないと思っている夫は、突然の事態に苛立ちます。
カスミさんの帰りが遅くなった日の夕飯を「手抜き」と指摘したことや、モモナちゃんが発熱したときに唐揚げを与えて体調を悪化させてしまったことなどを振り返りますが、何がいけなかったのかわかっていないようで……?
モラハラの実態に関心を持ち始めたモラハラ夫
カスミさんが家を出て1カ月が経ちました。
「俺はなにも間違ってないのに……」
一度も連絡を寄こさないカスミさんへ苛立ちが募る夫。
明らかにやつれた夫を心配した上司に現状を打ち明けると、「モラハラ改善プログラム」を教えてもらいます。
モラハラってなんだ?
俺はこんなことしてない……!
そう思いつつも、進展のない状況の突破口を見つけるため、モラハラの当事者会に参加してみることにしたのでした。
自らの高圧的な態度がモラハラだとまったく気づいていない夫。
日々おこなっていた一つひとつの行動がすべてモラハラだったと認識できなければ、いつまで経っても解決の糸口は見つからないでしょう。
今回の上司からの指摘は、自らのモラハラ行為に気づくためのいいチャンスです。
モラハラの実態を知ったうえで、もう一度日々の行いを振り返ってみるといいのではないでしょうか。
しろみさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。