出没!アド街ック天国に登場
国立 6位 レトロな喫茶店(2022年12月17日放送)として登場しました。
ロージナ茶房
- 住所:東京都国立市中1-9-42
- アクセス:JR国立駅 徒歩3分 ブランコ通りの路地にあります
「ロージナ茶房」と音楽の街・国立
「ロージナ茶房」のある国立市は、文教地区に指定され、昔から大学や学校の誘致を積極的に行なってきたという歴史があります。
国立にはかつて音楽大学があったことから、音楽も盛んになっていったようです。
自然と楽器店やライブ会場となる施設も多くできてミュージシャンが集まるようになり、坂本龍一さん、忌野清志郎さんなども、音楽活動の合間に「ロージナ茶房」を訪れたと言われています。
お店の雰囲気もアーティスティックで、骨董品の食器などが並べられており、文化的な雰囲気に浸ることができます。
店名は、創業前に店主が学生と一緒に考えて、ロシア語で「故郷」を意味する”ロージナ”をつけたそうです。
このように最初から喫茶店と学生は深い結びつきがあり、今でも何十年前の学生時代に通った人が懐かしくて訪れることもあるそうです。
「ロージナ茶房」人気のおすすめメニュー”ザイカレー”
このお店の人気メニューは”ザイカレー”という名の激辛カレーです。
”ザイカレー”というネーミングは、罪になるほど辛いというのが由来だそうです。見た目は欧風カレーのようなきれいなこげ茶色で、そんなに辛くは見えないのですが。
近年は、ザイカレーだと辛くて食べられない人のために中辛や甘口のカレーもメニューにあるので、辛いのは苦手だけど、ロージナ茶房のカレーを味わってみたいという人のニーズにも応えています。
その他、パスタ、ピザ、ドリア、グラタンなど喫茶店メニューが並んでいますが、ランチの内容はその日によって変わります。
入口の黒板や、テーブルの上に置かれている小さいメモをチェックしてください。
「ロージナ茶房」のグラタンの味
魅力的なメニューの中で、今回注文したのは”シーフードグラタン”(1,380円 ドリンク付)です。ザイカレーも捨てがたいのですが、これも人気メニューの1つなので頼んでみました。
チーズが程よく焦げていて、こういうグラタンを食べたいという理想の見た目です。
フォークで持ち上げようとするとチーズがとろ〜っとフォークにまとわりつきます。ホワイトソースとチーズの焦げたところが最高です。
ホワイトソースは割りとゆるめで、エビもイカもアサリもごろごろ入っていて、魚介のスープも感じます。
それ以上にマカロニがわんさか入っていて、ボリュームも満点。グラタン1つでお腹いっぱいになりました。このボリュームは学生さんには嬉しいでしょうね。
セットで頼んだ珈琲もまたおいしく、濃厚なグラタンを口の中で中和させてくれます。ごちそうさまでした!
最後に、昭和の時代からアーティストや学生を支えてきた「ロージナ茶房」は雰囲気も食事も珈琲も大満足でした。
ちょっと遠出しても出かける価値アリです。あなたも、ぜひ訪れてみてください!
※価格などの情報は記事公開当時のものです。