「血付いてるよ?」彼氏に言われ大慌て!
彼氏と付き合って4カ月が経ったある日のことです。お互いの仕事が休みだったので、彼が「家でまったり過ごさないか?」と誘ってくれました。生理2日目で外出できる元気がなかったため、お家デートの提案にありがたく応じた私。
この日は一緒にゲームをしたり、映画を観たり楽しく過ごし……。お風呂に入る時間に。
夕食の片付けをしてくれていた彼氏が「先に入っていいよ」と声をかけてくれたので、私は先にお風呂へ入りました。彼氏の家なので、経血で汚したり臭いが残ったりしないよう、お風呂上がりにはしっかり換気をし、風呂椅子や桶もきれいに洗ってから出ました。
「お風呂ありがとう」と声をかけて部屋に戻った私。その後、入浴の準備のため彼氏が脱衣所に入りました。私がスキンケアを始めていると、彼が脱衣所から出てきて……「バスタオルに血が付いてるよ。大丈夫?」とひと言。
急いで手洗い!
慌てて自分が使ったバスタオルを見ると、確かに経血のシミが!
そして「借りたバスタオルなのに汚してごめん。すぐに手洗いするね!」と、急ぎ洗うことに。まず水で経血を軽くすすぎ落とし、その後、温かい水で丁寧にもみ洗い。借りた物なので、きれいに落とさなければという気持ちでいっぱいでした。そして、手早く洗いながらも、頭の中では「次からはもっと気をつけなきゃ」と反省したのでした。
彼氏の言葉に助けられた
バスタオルを洗ったあと、私は部屋へ。私が急いで洗面所に行ったときは少し驚いた顔をしていましたが、戻ったときにはやさしく「気にしなくて大丈夫なのに」と彼は言ってくれました。
私は申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいでしたが、「いつまでも私がしゅんとしていたら彼も気まずいだろうな」と考え、気持ちを切り替えることに。
そのあとは彼はいつものように私をリラックスさせようとやさしく話題を振ってくれました。彼氏の気づかいが本当にうれしくて、この人と付き合ってよかったなと改めて思った瞬間でした。
経血がバスタオルに付いていたと彼氏から指摘をされたときはとても恥ずかしかったです。けれど、彼は「気にしないで」と言ってくれ、生理についてやさしく受け入れてくれたその気づかいがうれしかったです。彼氏への安心感と感謝の気持ちが一層増した出来事でした。
著者:あすまる/20代女性・会社員2年経験後、フリーランスのライターやデザイナー、YouTubeディレクターとして活動中。自分が心地よく生きられる仕事や趣味と出会い、毎日楽しく過ごしている。
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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