なくなっていると気づいたとき
末っ子の三女にとって初めてのテーマパークだった日のことです。私たち家族は、乗りたい乗り物にどんどん乗り、見たいパレードを見るということで常にせかせかしていました。
最初は三女をベビーカーに乗せたり、おろしたりしていたのですが、乗り下ろしが面倒になってきて、途中から抱っこひもで行動するように……。抱っこひもをすると肩が重くなるので、背中に背負っていたおむつなどが入っていたリュックをベビーカーに載せました。
無我夢中でパーク内を歩き回っていた私たち。『そろそろおむつを替えなきゃ』と思ったそのとき、はっと気づいたのです。
「ない! ベビーカーがない!」ということに。気づいた瞬間の衝撃は、今でも忘れられません。
どこにベビーカーを置いてきたか覚えがなかった私と夫は、乗った乗り物を思い出してさかのぼって探しました。
探し回った結果、見つけた場所は…
自分たちのいた場所からほぼ反対側にある場所の乗り物のベビーカー置き場に、無事ベビーカーとおむつの入ったリュックが見つかりました。見つけたときは「あったー!」と感動の瞬間です。
わけもわからず走り回った子どもたち。お疲れ状態だったので、ご褒美におやつ休憩をとることにしました。ベビーカーに三女をおろした瞬間に、肩の疲れがあることに気づいた私。パーク内でどれだけ夢中になっていたのだろうと笑えてきました。
まさか自分たちが大事なベビーカーを忘れるほど無我夢中になるとは思っていませんでした。どんなに楽しい場所でも、自分たちの荷物は常に意識して保持しておかねばならないと痛感させられた体験となりました。
著者:松谷 えりな/30代女性/令和元年生まれの息子と、平成28年、平成30年、令和2年生まれ娘たち4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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