魚は手軽に摂取したい食材…だけど調理が面倒!
みなさんはどんな魚料理がお好きですか?
塩焼き、煮魚、フライなどどれもおいしいですが、魚は「魚焼きグリルなどの後始末が面倒」、「下処理に手間がかかる」といったイメージから、もしかすると自宅では魚料理を敬遠されている方もいるのではないでしょうか。
しかし、魚には筋肉量の維持に役立つ良質なたんぱく質だけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや、血管の健康維持に役立つDHA、EPAなどが含まれており、健康のためにできれば日常的に摂取したい食材です。
そこで今回は、TV番組「ソレダメ!」で料理研究家のリュウジさんがご紹介した簡単ズボラめし「鮭の紙包みちゃんちゃん蒸し」をご紹介します。
包丁は不要、加熱を電子レンジで行うので、子どもと一緒に作れて、後片づけがとってもラクです。最後にアレンジのアイデアもまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
リュウジさんレシピ「鮭の紙包み蒸し」を作ってみた
材料(1人分)
- 鮭の切り身…1切れ(約70g)
- キャベツ…葉2枚分(80g)
- しめじ…1/2パック(50g)
- バター…8g(室温で戻しておく)
- 小ネギ…少々
【A】
- 酒、みそ…各大さじ1
- 砂糖…小さじ1
下準備:しめじとキャベツをちぎっておく
まずはしめじとキャベツの下処理をします。しめじは石づきをとり、小房に分けましょう。カットしめじであればそのままでOK。
キャベツは流水で洗ったあと、手で一口大にちぎりましょう。子どもにちぎってもらうのもよいですね。
人気鮭レシピ①クッキングペーパーに順に乗せる
クッキングペーパーで包む準備をしましょう。クッキングペーパーは長さ40cmほどに切り、横に長く使うと、あとの作業がしやすいです。
クッキングペーパーの中央にキャベツ・しめじ・鮭の順で重ねていきます。野菜を下にすることで、鮭や調味料の旨味を野菜が吸うのでおいしくなります!
人気鮭レシピ②【A】の調味料をかける
その上に【A】の調味料をかけていきます。
人気鮭レシピ③クッキングペーパーの両端をねじる
食材を包み込むように、クッキングペーパーの上下を合わせて折り込んだら、両端をねじりましょう。蒸したときに香りを閉じ込めたいので、しっかり密閉しましょう。
人気鮭レシピ④耐熱皿に乗せてレンジで加熱
耐熱皿に乗せて、電子レンジで600Wなら4分、500Wなら5~6分加熱します。
小ネギ・バターを乗せて完成!
温かいうちにバターと小ネギを乗せたら完成です。紙を開くとみそや野菜の甘い香りが広がります! 食材をレンジでチンしただけなのにペーパーに包まれているだけで、ちゃんとしている感じが出ますね。
鮭は野菜の水分で蒸されてふんわり、キャベツは甘味があっておいしいです。
今回、時短をはかって、鮭は下処理なしで調理しましたが、今回私が使った鮭は脂が乗りすぎていたからか、生臭さを少し感じました。
気になる方は、「鮭に軽く塩を振って5分間置いて水洗い」の臭み抜きをしたほうがよいでしょう。この手順を加えるだけでおいしさがアップしますよ。
人気鮭レシピアレンジ! チーズ・レモン・ポン酢など
紙包み蒸しはほかにもいろいろなアレンジが楽しめます!
今回の調味料をベースに作るなら「ピザ用チーズ」を一緒に包むのがオススメ。とろっとしたチーズとみその相性が抜群です!
また「薄切りレモン」を乗せて一緒に加熱するとレモンの酸味と香りで、魚の臭みが取れてよりおいしくなりますよ。レモン汁を垂らしながら食べてもOKです。
調味料のみそを混ぜ合わせる時間がないという方は、「バター×ポン酢」だけでも絶品ですよ!
これらのアレンジは魚だけでなく、豚薄切り肉や鶏ささみを使ってもおいしいです!
※レンジの加熱時間は、肉の加熱具合をみて調整してください。
「紙包み蒸し」は簡単なのにしっかり主菜!
今回はリュウジさんの「紙包みちゃんちゃん蒸し」を作ってみました。包丁やフライパンを使わない時短料理にも関わらず、ちゃんとしたおかずになるのがうれしいところです。
紙包み蒸しなのでお皿も汚れにくく、洗いものも楽チン! アレンジを加えてもおいしく楽しめるので、ぜひ作ってみてくださいね。