ただのハムカツじゃない!
今回作るのは、NHK『きょうの料理』で紹介された、料理家・栗原心平さんが考案した「長芋とハムのはさみカツ」。ハムカツは定番ですが、このレシピの主役は“長芋”。
長芋を皮ごと使ってハムと合わせることで、外はほくほく・中はシャキッとしたボリュームカツができるんだとか♪
カツと言えばお肉に頼ってばかりだったので、野菜をはさむのは新感覚です!さっそく材料を用意して作ってみます♪
栗原心平さん「長芋とハムのはさみカツ」の作り方
材料(2人分)
- 長芋(直径6~7cmのもの)…9cm分(200g)
- ロースハム(薄切り)…3枚(50g)
- パン粉(細目)…適量
- レモン(くし形に切る)…適量
- 塩…2つまみ
- 黒こしょう(粗びき)…適量
- 揚げ油…適量
【A】
- 卵…1個
- 小麦粉…大さじ2
※レモンはレモン汁で代用しました。
作り方①長芋(皮つきのまま)とハムをカットする
長芋はよく洗って水気を切った後に、厚さ5mmにカットします。皮はむかなくてOK!
全部で18枚になるようにします。
ハムは十文字に4等分、全部で12枚になるようカットしましょう。
作り方②長芋→ハムを順に重ねて、塩コショウをふる
カットした長芋3枚とハム2枚を1セットにして、「長芋→ハム→長芋→ハム→長芋」の順に重ねましょう。長芋でハムをはさむのがポイント!
6個できたら、塩と黒こしょうをふってください。
作り方③ボウルに【A】を入れ泡だて器で混ぜ合わせてバッター液を作る
【A】を混ぜて作ったバッター液を長芋ハムにからめます。スプーンを使うとつけやすいのでおすすめ。からめたらパン粉をまぶします。
作り方④170℃の揚げ油で揚げる
衣がはずれやすいので、かたまるまでは動かさないようにすると上手く揚がります。
返しながら4~5分ほど揚げてきつね色になったら、
取り出して油をきります。食べやすく切って器に盛ったらレモンを添えて召し上がれ~!
長芋がほくっシャキシャキ♡ハムの旨味も最高!
丸くきれいに上がったカツ、中身を見るとさらに圧巻でした……!
見てください、この断面を!ハムと長芋のコントラストがきれいで、ミルフィーユカツみたい♡
食べてみると、味も最高……。長芋のホクッシャキっとした食感に、トロトロ感も生きてる!サクサクに揚がった衣がたまらなく美味しいんです。
長芋だけだと物足りなくなりそうなところは、ハムの旨味がしっかりカバーしています。
淡白な長芋に塩味のあるハムが合いすぎて、「なんで今まで作らなかったんだ……!」と思うほど。
長芋が苦手な小学2年生の次女からも「トロトロでおいしい!ハムがいいね!」と絶賛の食レポをいただきました(笑)。
揚げるのは少しコツがいりますが、火が通るまで動かさなければ大丈夫。ある程度火が通るまで我慢すると、きれいなまん丸のカツができますよ。
お肉のカツだと重い日や、野菜もしっかり摂りたい日におすすめのレシピ。ぜひ作ってみてくださいね。