おしりにある感覚が
目的地まで片道4時間かけてドライブをした私たち。長い道のりでしたが大好きな彼との時間はあっという間で、その日に泊まるテーマパーク近くのホテルに到着しました。「お疲れさま~」と彼に声をかけて車から降りようとしたとき、おしりにヒヤッとした感覚が。
「まさか……でも生理予定日はまだ先のはずだし、おりものかな」と不安はありましたが、彼とそのまま一緒にチェックイン。それから私は、部屋のトイレで下着を確認してみることに。すると……経血がついており、生理になっていたのです!
このとき、生理用品を持ってきていたため、すぐに対応はできたのですが「なんで旅行のときに……」と私はガッガリ。だんだんとおなかも痛くなってしまい、彼に事情を説明してそのままホテルでゆっくり過ごすことに。テーマパークは翌日の予定だったので、一晩で生理痛が治まるのを祈りながら眠りました。
テンションが上がってしまい…
翌日、目が覚めるとおなかの痛みはだいぶ治まっており、ひと安心。生理痛の薬を飲み、私は朝から元気にテーマパークへ行くことができました。大好きな乗り物に乗ったり食べ歩きをしたりと、生理中だと忘れるほどテンションが上がっていた私。
そして、その日は週末だったため人も多く、トイレには行列が。並ぶのが面倒だった私は「まだ我慢できるしいいや」と、ついついトイレを後回しにしてしまっていました。その後、アトラクションの合間にたまたま空いているトイレがあったので入ると、なんとナプキンが経血でパンパンに……さらにはスカートに経血がついてしまっていたのです!
「やっちゃった……」と落ち込みましたが、幸いにも少し厚手のスカートだったため外から経血の汚れが見えるほどではありませんでした。ただ、このまま歩き回るわけにはいかないと、トイレを出て彼に事情を説明。一旦ホテルに戻ってスカートを洗うことになりました。
それから、私は新しいスカートにはき替えて彼と一緒にテーマパークへ再入場。ナプキンの交換を忘れないよう心がけて、最後の夜のパレードまで彼と楽しむことができました。
楽しみにしていた彼との旅行中に生理になってしまった私。テーマパークで経血漏れをしてしまい、一度ホテルに戻るなど迷惑をかけてしまいましたが、彼は一切怒ったり責めてきたりせず、やさしく気づかってくれました。彼のやさしい対応に感謝し、これからはどんな状況でも頻繁にナプキンを替えることを怠らないよう心がけます。
著者:中村さき/女性・主婦
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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