朝日テレビ放送系列「芸能人格付けチェック2024」で「ミシュランシェフの作ったチャーハンを当てる」というクイズで一番票が集まったのが、ダウンタウンの浜田雅功さんが作った海鮮チャーハン。
中条あやみさんや間宮正太郎さんに波留さん、乃木坂46メンバーなど多くの芸能人が騙され、放送後にSNSでたちまちトレンド入りしました。
浜田チャーハンはどれだけおいしいのか……と気になってしまい、早速作ってみました。
話題沸騰中の「浜田チャーハン」を作ってみた
今回のチャーハンに使用するメイン具材は、カネテツさんの「ほぼ海鮮シリーズ」です。
得意料理が「卵かけご飯」というくらい、料理に縁がないらしい浜田さんですが、そんな彼でもパパッとミシュラン級のチャーハンが作れるだなんて、試さないわけにはいきません。番組内で紹介されたレシピに沿って作ってみましょう。
材料(1人前)
・ご飯……200g
・ラード……10g
・長ねぎ(粗みじん切り)……10cm
・卵……1個
・ほぼエビ……20g
・ほぼカニ……20g
・ほぼホタテ……20g
・塩・こしょう……各適量
・紹興酒……適量
ラードと紹興酒を入れることで「家庭のチャーハン」感が消えて、味が一気に格上げされました。チャーハンを作る機会が多い方は、この機会に揃えることをおすすめします。
そして、材料写真を見て違和感を感じた方……お目が高い!目利きの達人です。実は「ほぼホタテ」と「ほぼカニ」は用意できたのですが「ほぼエビ」を見つけることができず、通常のエビで代用しました。
本来エビの代わりとして使う「ほぼエビ」を見つけられず、代用品として本物のエビを使う……? という矛盾にちょっぴり混乱。
作り方
温めたフライパンにラードをひいて、軽くほぐした「ほぼシリーズ(カニ、ホタテ、エビ)」と、粗みじん切りにした長ねぎを炒めます。
フライパンに溶き卵を流し入れて、具材と合わせましょう。
この段階で、火が通り過ぎないように素早く炒めてください。
卵が完全に固まらないうちにご飯を投入して、しっかりと炒め合わせましょう。
具材やご飯がダマにならないように、しっかり崩しながら炒めます。塩・こしょうで味を整えて、紹興酒を適量加えたら完成です。
ミシュランのチャーハンに間違われた「浜田チャーハン」のお味は!?
湯気が立っているうちに小ねぎ適量(分量外)をパラリとトッピングし、彩りをプラスしていただきましょう。
仕上げに加えた紹興酒のおかげでしょうか? ひと口食べるとご飯がしっとり柔らかく、それでいてパラッとしています。
パラパラ食感を目指してチャーハンを作ると、炒め過ぎているのか、ご飯も卵もカッサカサになってしまうので、これはうれしい。
「ほぼシリーズ」のかまぼこには、海鮮エキスが含まれているため、まるで本当のカニやホタテ、エビを食べているようです。食感も、本物との違いが全然わからず「これは、間違えるわ」と納得。
あっ、エビは本物でした! (笑) どれがフェイクでどれが本物なのかわからなくなるリアル感……。
この味が家で作れるようになると、高級チャーハンの需要がなくなるのではないかと、要らぬ心配までしてしまうレベルです。
また、ほぼシリーズを20gずつしか入れていないので、具材が少ないのでは……? と思いましたが十分!
エビの食感が素晴らしいのはもちろん(何しろ本物ですからね)、細かくほぐれたカニとホタテがチャーハン全体に行き渡り、隅々まで余す所なくとてもおいしいんです。
普段チャーハンを作る際は、米油やひまわり油を使っていますが、ここはラードが大正解。
豚の脂ならではの旨みが加わることで、味に深みを感じます。味付けは塩・こしょうのみなのですが、食べ応えとコクを感じられるのは、ラードのおかげでしょう。
実はラードを使うのは初めてなのですが、イメージしていた臭みや重みも感じられず拍子抜け。
もっとギトギトしていて、ジャンクな味わいに仕上がるものだと思い込んでいたので、あっさり系のチャーハンの味の邪魔をしないのは意外でした。
高級中華の味わい「浜田チャーハン」をぜひお試しあれ
隠し味×「ほぼシリーズ」の実力で、大勝利を果たしたこちらのチャーハン。特別なテクニックや強い火力も必要なく、ただ順番に炒めるだけで自分史上最強においしいチャーハンを作ることができました。
カネテツさんの「ほぼシリーズ」はどのスーパーにもあるわけではないので、見つけたら即買いすることをおすすめします! ぜひお試しくださいね。