子どものイタズラが大惨事に!?
本来であれば冷凍で販売されているスイーツはすべて溶けてしまい廃棄処分になってしまいました。
『わたしのスイーツ24』のInstagramの投稿によると、冷凍庫の電源が落ちてしまったのは、来店したお客様のお子様がコンセントから冷凍庫の電源プラグを抜いたことが原因なのだそう。防犯カメラに残された映像を見ると、店舗入り口にあるコンセントを触る小さな子どもの姿が映っていました。
コンセントにカバーはされていたものの「この箱には何が入っているのだろう?」と興味を持つ子どももいるでしょう。
保護者がスイーツを選んでいる一瞬で、コンセントを抜いてしまったことが考えられます。
もしわが子が同じことをしてしまったら…?
もちろん子どもに悪気などなかったはず。しかし、コンセントを触ると感電の危険や多額の損害賠償になる可能性があります。また、大量のフードロスを生み、お店にも迷惑をかけてしまうでしょう。もしわが子が同じことをしてしまったら……と思うと、ヒヤッとする人もいるのではないでしょうか。
普段から感電の危険性を伝えていても、店舗は自宅にあるコンセントと形状が異なる場合がほとんど。子どもにとっては見たことのない目新しいものとして興味を持ってしまうでしょう。
また、保護者以外、子どもを見守る目がない無人販売店。買い物をする傍ら、危険がないように見守る必要があります。
『わたしのスイーツ24』でも、今回の事故を省みて、お店の危機管理についての見直しをおこなったそう。ベビーカレンダーの取材に対し、以下のコメントをいただいています。
このような事故が起こり、お子様にも配慮した店舗運営ができていなかったことを改める必要があると考えています。
今回は、たまたま当店の被害があっただけで済みましたが、お子様がコンセントから感電してしまうなどの可能性などもあったと思います。それらを考慮すると、当店の危機管理の不十分さを改善する必要があると思っておりますので、今後の店舗運営に活かしていきたいと考えています。
今回、たくさんのロスが出てしまったことは事実……。しかし、大きな事故につながらなかったことは不幸中の幸いと言えるでしょう。
小さな子どもがいる家庭にとっては他人事ではない今回のアクシデント。子どもと一緒に買い物に行く人、子どもを迎えるお店、双方で危機管理をおこない、安心して子育てができる社会にまたひとつ近づくことを願います。
画像・コメント提供:株式会社チライフ