上司に現状を打ち明けた夫は「モラハラ」という言葉を耳にして、モラハラ当事者の会に参加してみることに。カウンセリングを受ける中で、夫は交際当初のカスミさんの笑顔と妊娠中の自分の悪態を思い出し、自分がカスミさんの笑顔を奪っていたことに気づきました。
一方カスミさんは、義実家の亭主関白な家庭環境が夫の態度に影響していると考えました。しかし、結婚前は紳士的でやさしかった夫……「意識次第で態度を変えられたのでは? 」との疑念も抱いています。
そんなとき、夫から手紙が届きました。内容は、謝罪と変わる決意、話し合いを求めるもの。夫への期待と離婚を躊躇する気持ちから、カスミさんは今後どうすべきか迷っています。
手紙を送った夫はというと……?
前途多難なモラハラ改善への道
カスミさんからの返事を待つ夫は、モラハラ当事者のオフ会へ参加しました。
司会者から「こんなときどうする?」との例題を提示されますが、夫の回答はことごとく不正解。
「モラハラ気質が改善しつつある」と思っていた夫は、まだまだ変わっていないことを思い知り、衝撃を受けたのでした。
自分では気づきにくいモラハラ気質。自覚したからといって、そう簡単に直せるものではありません。カスミさんに安心して戻ってきてもらうためには、まだまだ努力する必要がありそうです。
染みついた行動や態度を一気に変えることは難しいかもしれませんが、トレーニングを重ねていく中で自然と相手を想った行動がとれるようになるといいですね。
しろみさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。