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「奪わないで!」仕事を奪い、私に目立つな地味女と敵意を向ける同僚→夫まで略奪した女の末路とは…?

職場恋愛を実らせ結婚した私。夫とは同じ部署だったため、私が他部署へ異動することになりました。私が異動した部署には、厄介な人物がいました。その人は、なぜか片っ端から私の仕事を奪っていき……。

私が上司から話しかけられると、彼女は必ず割って入ってきます。

 

先日も、お願いしていた会議の資料はどうなったかと、上司が私に尋ねると、また急に話に割り込んできました。そして、まるで自分が準備したかのように、私の作った資料を上司に提出したのです……。

 

もしかして…夫まで奪われる!?

取引先との打ち合わせに誰が行くか決めるときも、彼女は私を押しのけ、手を挙げます。それだけでなく、私が行きたくないと言っていたと、嘘まで上司に吹き込むのです。

 

そして彼女は、上司のいないところでは本性を現します。地味なくせに目立とうとするな、見ているだけでイライラすると、いつも私に圧力をかけてきます。彼女から向けられる敵意には、困惑しかありません。そんな彼女の言動は、次第にエスカレート。邪魔され続ける日々を送っていた私は、心の中にモヤモヤがたまっていきました。

 

夫にグチの1つも聞いてもらいたいところですが、最近は仕事の付き合いで帰りが遅くなる日が多く……。一緒に過ごせる時間が減っていて、とてもさびしいです。そこでハッとした私。まさか私の仕事を略奪する彼女が、夫まで奪おうと企てていたら……。

 

少し調べてみようと思い、動き始めた私。しかし、いくら夫の行動を調べても、彼女との接点は見つかりません。それでも、日に日に帰りが遅くなる夫の行動への違和感は、なかなか消えずにいました。そこで私は、専門業者に依頼することに。

 

そして、ある日のこと。夫が私の部署へやってきました。たまたま用事があったようで、手を振りながら私に近寄り、話しかけてきたのです。それをじっと見ていた彼女は、夫が出ていった後、私のもとへ。誰だと聞くので夫だと説明すると、なぜかものすごく驚いていました。

 

そんなに略奪が好きならば…

彼女は、私が既婚者だと知らなかったようです。なぜ私みたいな地味な女が結婚できるのだと言って、彼女は発狂。そこで私は彼女に、「お願いだから、夫は奪わないでね!」と言いました。そう私に言われた彼女は、不敵な笑みを浮かべ、「せいぜい奪われないように頑張るのね」と言ったのです。

 

それから3カ月……。

ある夜、略奪女を連れて帰宅した夫。私に堂々と不倫宣言をしたのです。どうやらあの日以来、彼女は夫に猛アタックして、不倫関係に持ち込んだようです。

 

夫は、これから私と離婚して、彼女と再婚して新しい生活を始めると言います。家から出て行ってほしいとも言われました。彼女は、「夫も仕事も奪われてみじめね」なんて私に言ってきます。しかしこれは、すべて私が想定していたこと。おもしろいくらいに、まんまと引っかかってくれました。

 

私はショックなふりをして夫と離婚し、家を出ました。

 

奪わないでって言いましたよね?

離婚後、彼女と元夫は社内でも人目をはばからずにベタベタしていました。そんな2人を見て、私をあわれむ会社の人たち。周りの期待に応えて、私はショックなふりをし続けました。その結果、風紀を乱すとんでもない奴らだと上層部が判断し、夫も彼女も降格や異動、減給処分になったのです。

 

実は、彼女の行動は以前から社内で問題視されていました。私から仕事を奪う彼女の姿は、あからさまだったので、みんな私にわざと雑務を頼み、彼女に奪わせていたのです。その雑務こそが、本来の彼女の仕事。彼女が自分の仕事をするように、私にその仕事を振っていたとは、思ってもみなかったことでしょう。

 

彼女の不運は、まだ他にも。元夫が突然どこかへ逃げてしまったのです。実は、元夫は彼女と不倫する前から、すでに別の人と不倫をしていました。今は元不倫相手の家族にバレて、その責任を追及されています。

 

さらに、元夫には借金まであるのです。借金の事実は、調査を依頼したときに判明したので、損なく別れたいと思った私は、略奪女をけしかけるために、夫は奪わないでと言ったのです。

 

後になって噂で聞いた話ですが、元夫は前の不倫相手と駆け落ちし、行方をくらましたそう。それも、略奪女が再婚時に預けた大金を持って……。もう二度と彼女のもとへ戻ってくることはないでしょう。これでようやく私も、邪魔されることなく仕事に打ち込めます。これからは穏やかで落ち着いた生活ができそうです。

 

◇ ◇ ◇

 

人の仕事だけでなく夫まで奪うとは……ゾッとします。彼女はしっかり成敗されましたが、元夫にはそれほど大変な天罰が下っていないように思えてしまいますね。きっとこの先、苦労が待っているはずです。自分の罪と向き合い、今度こそパートーナーを傷つけないよう誠実に生きていってほしいものです。

 

人のものが羨ましくなってしまう、ほしくなってしまう、そんな人は一定数いるのかもしれませんね。みなさんの周りにもいますか?

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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