大晦日は義実家へ
毎年、大晦日は義実家で食事をし、年越し前には自宅へ帰るというのが恒例の流れの私たち。その日も夜ごはんを義実家でご馳走になったあと、紅白をみんなで見ながら他愛もない時間を過ごしていました。
正月も関係なく仕事があり、その年も1月1日から仕事があった夫。早く帰らねばならず、私たち家族は少し早めに帰宅しました。
義父からの連絡を見て青ざめる夫
夜勤を終えた夫が、1月2日の朝に帰宅。すると、帰宅してきた夫の顔色が、あきらかに悪かったのです。理由を尋ねると、勤務中に義父からお怒りのメールが次々に届いたからだと言いました。
夫が子どものころから、義父は小さなことでも気になると説教してくることがあるとのこと。夫は当時を思い出して気分が悪くなってしまったようでした。
そんな義父の怒りの理由は私の態度だと言います。夫は義母に、義父のメールで気分が悪くなったことを相談したそうです。しかし、「ごめんね、でもお義父さんは私じゃどうにもできないから2人で謝罪しに来てくれないか」と義母に言われたとのこと。
謝罪のため義実家へ
次の日、子どもは義母に別室で預かってもらい、夫婦で義父に謝罪しに行きました。すると、今度から私はもっと楽しそうにしろと説教を義父から受けました。私自身、オーバーなリアクションをとったり、大笑いしたりすることはなく、たしかに淡々と会話していたかもしれません。
子どもにも目を配りながら食事をしていたというのもあります。そんな私のことを、義父は笑いもしないし、会話に入ってこようとしない他人行儀な嫁だと思ったと言うのです。自分ではけして他人行儀にしていたつもりはなかったのですが、そのように思わせてしまったことを驚き、私は反省しました。
もうこんな最悪な年末年始はこりごりだと思った私と夫。夫曰く、義父は気にし出したら絶対に折れないということなので、義父の機嫌を損ねないよう気を付けようという話になりました。
具体的には、義実家では義父に伝わるよう、楽しいことはオーバーに表現したり口に出したりして過ごそうと思っています。少々不本意な部分もありますが、年に1度のことなので、良い関係でいることを優先したいと思います。
著者:佐々木 しおり/30代女性/2018年と2022年生まれの男の子のママ。長男とKPOPの推し活中。自然に囲まれながらの育児を楽しんでいる。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)
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