孤軍奮闘の年子育児
娘が1歳10カ月、息子が生後1カ月のころのことです。息子は生まれたばかり、そして娘は目も手も離せない年ごろ。夫は仕事で忙しく、私は孤軍奮闘の育児をしていました。
息子が泣けば様子を見に行き、すると今度は娘に呼ばれて行ったり来たりという毎日でした。
朝食準備中に悲鳴!?
ある日、朝ごはんを用意している途中、寝ている息子の様子を見に行ったときのこと。突然ダイニングから大声で「ギャー!」という娘の叫び声が。
何事かと駆けつけると、娘がテーブルに並んでいた私の分の熱いお味噌汁に手を伸ばし、首からかぶって泣いていたのです。
私はおなかを空かせた娘に少しでも早くごはんを食べさせようと準備し、自分の分のお味噌汁もすぐに食べ始められるようにと配膳していたのですが、そこで一瞬目を離したことが失敗でした。
慌てて母に相談すると…
私はすぐに娘を抱きかかえ、風呂場で流水を当てて冷やしました。そして、母に電話で状況を説明すると、「やけどの治療に定評のある病院を知っているから」と、すぐに来てくれて娘を連れて行ってくれたのです。
私は生まれて間もない息子がいて離れられなかったので、本当に助かりました。そして、その後の数回の通院も父母が付き添ってくれました。早期の治療が功を奏したのか、娘のやけどの痕はまったく残っておらず、約10年が経過した現在もとてもきれいな状態です。
この一件以降は、熱い物はテーブルに置かないことを徹底しています。私の両親が親身になって病院を探してくれ、通院のサポートをしてくれたことも、娘にとって最良の結果につながったと思っています。
◇ ◇ ◇
やけどをしてしまったときは、できるだけ早く患部を流水で10〜20分以上冷やすことが大切です。このとき、氷水や保冷剤、冷却シートなどは使用しないようにしてください。また、服の上から熱湯などを浴びた場合は、脱がさずに服の上から冷やしましょう。やけどの範囲が広い場合は早急に医療機関を受診してください。
受診するか迷ったときは、『小児救急電話相談(#8000)』を活用するのも1つの方法です。医師や看護師が状態を聞いたうえで、適切な対応をアドバイスしてくれます。
赤ちゃんや小さな子どもは、日々できることが増えていきます。テーブルの上の熱い飲み物やスープなども、自分で手を伸ばして触ろうとすることがあります。事故を防ぐためにも、子どもの手の届くところに危険な物を置かない工夫を、日常の中で意識していきたいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:新谷けご/40代女性。2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日です。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)