リュウジさんのレシピは忙しい日の味方!
挑戦したのは、日本テレビ『ヒルナンデス!』で、料理研究家・リュウジさんが紹介した「レンジで豚バラ大根」のレシピです。
調理時間の短さに不信感を抱くかもしれませんが、しっかり火が通り、味もよく染みるので、ぜひご覧ください!
リュウジさん「レンジで豚バラ大根」の作り方
材料(1人分)
- 大根…160g
- 豚バラ肉…120g
- 酒…小さじ2
- ごま油…大さじ1/2
- めんつゆ(濃縮3倍)…大さじ1と1/2
- 小ねぎ…適宜
大根160gは普通サイズのもので、厚さ3cmほどでした。大根に定規を当てたのは初めてです。
作り方①材料を切る
大根を皮付きのまま、1cm弱幅のいちょう切りにします。豚バラ肉も、大きければ食べやすいサイズに切っておきましょう。
作り方②大根を加熱する
切った大根を耐熱容器に入れ、酒を加えます。ラップをふんわりとかけて、600Wの電子レンジで5分間加熱しましょう。
作り方③豚バラ肉と調味料を加えて加熱する
大根を電子レンジから取り出したら、その上に豚バラ肉をのせます。固まらないように、軽くほぐしてから入れてください。
ごま油とめんつゆを加えたら、再度ラップをふんわりとかけて、600Wの電子レンジで3分間加熱したら完成です!
ごま油の良い香りがして気が急いてしまいますが、ラップを開ける際には飛び出す蒸気にくれぐれも注意してくださいね。私は、指と鼻先をやられました。
【実食】完成した豚バラ大根を食べてみた
耐熱容器から皿に移し、小ねぎをトッピングしました。
見てください!黄金色に輝く大根を。調味料を入れてから3分しか加熱していないのに、じっくり煮込んだかのような色合いです。
早速食べてみると、まるで手間ひまかけた風の味わい。
中の方までじゅわっとジューシーで、豚バラ肉とめんつゆの旨みがしっかり染み込んでいます。つい今しがたエコバッグに入っていた大根とは思えません。
醤油ベースのだしと豚バラ肉の脂がよく絡み、ご飯が欲しくなりました。
カットの配分をミスり、薄くなった一部の大根は、1cm弱幅に切ったものとはまるで異なる食感に。
加熱しすぎたのか、ぎゅぎゅっとかたい食感に。例えるならば、切り干し大根の煮物に近いかもしれません。
これも美味しいのですが、大根ならではのみずみずしい食感を楽しみたいなら、リュウジさんの仰せの通り、1cm弱の厚さにカットしましょう。
リュウジさんのXを覗くと、そちらでも同レシピが紹介されており「お好みで七味や柚子胡椒をどうぞ」と書かれていたのを発見!
柚子胡椒の爽やかさが、こってりとした豚バラ肉の脂と相性抜群。七味を少し振ると、ピリ辛風味が甘辛味を引き締めて大人の味わいに変化し、お酒にもよく合いますよ。
電子レンジの加熱時間は、合計8分。熱燗を用意している間に、作れてしまいそうですね。
完全にハマってしまったので、後日、大根の代わりに白菜を使って作ってみました。
調味料の分量と作り方は、本家の大根バージョンと同じです。白菜は1/6株ほど使用しました。
こちらも味がしみしみ!白菜がとろとろにとろけて、甘〜く仕上がっています。鍋の残り具材や冷蔵庫で中途半端に余った野菜などを使っても良さそうですね。
温めるだけではなく調理までできるなんて、電子レンジって偉大……!
普段愛用している鍋が、キッチンの隅ですねているように見えたのは、気のせいでしょうか?「立つ瀬なし」と、悲しいつぶやきも聞こえてきそうです。
手間がかかっている風の料理をお試しあれ!
たった10分ほどで作れるのに、味のクオリティはかなりハイレベル!
洗い物も少なく済むので、忙しい日には今回ご紹介したレシピをぜひ思い出してみてくださいね。