乳母車によだれ掛け…
そのとき、私たちは昔ながらの言葉を使って商品を選んでいました。「乳母車はどれが良いだろう?」とか「よだれ掛けはかわいいものにしよう」といった具合です。
また、赤ちゃんの服は別で洗うので「小さなえもんかけ(衣紋掛け)が必要だね」と話し合い、店員さんにそのまま伝えました。しかし、店員さんから返ってきたのは少し違った言葉でした。
もはや死語!?
「乳母車ですか? ベビーカーはこちらです」と案内され、「よだれ掛けですか? スタイはこちらです」と言い直されました。「えもんかけ」に至っては、何のことかわからなかったようなので、「ハンガー」と言い直しました。
このとき、私たちは少し恥ずかしくなりつつも、笑い話の1つとして心に残る出来事となりました。
昔懐かしい言葉の数々
こういう経験を通して、言葉も時代と共に変わっていくのだと感じました。昔は当たり前のように使っていた言葉が、今ではほとんど通じなくなっていることに気付かされます。
例えば「乳母車」は英語で「stroller」、「よだれ掛け」は「bib」。それが今では「ベビーカー」や「スタイ」といった新しい言葉に変わっています。特に「えもんかけ」はすっかり死語になってしまったようです。
まとめ
それ以来、買い物に行く前に、今では何と言うのか調べることにしています。ちょっとした時代の変化を感じながら、それでも昔の言葉を使うと少し懐かしい気持ちにもなります。とはいえ、今の言葉に慣れ、自然に使えるようになるのも悪くないなと思うようになりました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:鈴木成臣/40代男性・会社員
イラスト/マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
関連記事:「まさか紙の地図!?」スマホ世代の私が実家で見た両親の意外な習慣が衝撃的!【体験談】
関連記事:「まだガラケーを使っているの?」スマホに変えない友だちに戸惑い。その理由を聞いて気付いたこと
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!