生理でも仕事を頑張る私
10年ほど前の話です。当時、私は社会人1年目で、美容室のアシスタントとして働いていました。
その日は生理2日目で経血量が多く、フラフラする感じがありながらも、新人なので仕事を頑張らなければいけない状態。ただ、夕方になるとお客さんの予約がない時間帯があり、どのスタッフも手が空いたので食事をしたりトイレに行ったりと休憩していました。
腹痛でトイレに駆け込んだところ…
そんな中、私はおなかが痛くなり、トイレに駆け込みました。10分弱で症状は落ち着いたためトイレから出ると……。
私が出るのを待っていたかのように、男性の先輩がトイレへ。なお、お店のトイレは男女兼用のものがひとつしかありません。そして数分後、先輩は深いため息をつきながらものすごい形相で出てきました。その顔を見て、私はあることを思い出しました。先ほどトイレから出る際、鏡で髪型を確認していたところ、水を流すのを忘れてしまったのです!
私は「汚すぎるものを見せてしまった」と、申し訳なさと恥ずかしさで泣きそうになりながら急いで先輩に駆け寄り、「……流してなかったですよね。ごめんなさい」と謝罪。先輩は微笑みながら「気をつけてね」と言ってくれたのでした。
今でもあのときの先輩の顔を思い出すと、とても恥ずかしい気持ちになります。この失敗をしてから、トイレから出る際は必ず最後に便器を確認するようになったのでした。
著者:まぁ/30代女性・結婚3年目のダブルワーク中の主婦。動物が好きで、ハムスターを飼っています。
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
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