記事サムネイル画像

事故で歩けなくなった私に夫「お荷物を養う気はないから離婚して」私「うれしい♡」大喜びで離婚届にサイン。実は…

最近の夫はご機嫌でいつもニコニコしています。そして、内助の功のおかげだと私を持ち上げては会社の人たちと飲み歩く日々。私もある程度の収入があるので、家計のほうは何とかなっています。食事も家では栄養バランスを考えて作っているので、夫は今のところ健康そのものですが……。

お酒の飲み過ぎや外食が続くのは良くないと夫に注意しますが、私の言葉はまったく響いていません。反省を軽く口にするだけで、行動は変わず……。

 

夫は家事ができないので「私が病気で動けなくなったらすぐ捨てられそう」と冗談を言ったら、夫は「一生手放さないから安心して」と、うれしいことを言ってくれました。

 

交通事故に遭い…突然の車椅子生活

ある日、私は交通事故に遭い、入院することになりました。命に別状はなかったものの、車椅子生活をすることに。これからの生活に不安を覚える私。ですが、夫はお金の心配ばかりしています。自分の稼ぎだけでは生活できない、私が働けなくなったらどうするのだと。事故直後にそんなことを言われても……、私は困惑するばかりでした。

 

数週間後、私は退院。しかし、夫の様子がおかしくて……。入院中はほとんどお見舞いに来てくれず、退院日も忘れていました。急な態度の変化を指摘したところ、夫はダブルワークをしていることを告白。収入面の不安を解消するために頑張っているとのことでした。

 

家での生活が始まると、夫は私を気遣ってくれるように。ダブルワークで夜が遅くなるから待っていなくていい、車椅子でスムーズに移動できるように模様替えをしようなど、私のことを考えてくれているようです。

 

しかし、通院に付き添ってほしいとお願いすると強く断られました。車椅子での移動は大変だろうけれど、これからのことを思ったら練習したほうがいいと夫は言います。自分のやるべきことをお互いに頑張ろうと言われ、私は自立した車椅子生活を目指すことにしました。

 

 

突然、手のひらを返したような態度に…

ある日、気づくとダイニングテーブルの上に離婚届が置かれていました。
「もう歩けないんだろ?」
「お荷物を養う気はないから離婚してくれ」
「ほんとにいいの!?」
「え?」

私は大喜びでサインをして、離婚届を出しました。そんな私に夫は違和感を覚えたようです。それが私には不思議でしたけれど。

 

こんな状況で夫と一緒にいることを心苦しく思っていましたが、夫も私と夫婦でいることを放棄するような行動に変わっていましたから。家にも帰ってこなくなり、退院後の私はずっと放置されていました。お互いに離婚を望んでいたことがはっきりし、離婚も成立した後、お互いに本音を話したところ……。

 

夫は今まで、私を「楽な女」だと思っていたようです。それが急に車椅子生活となり、「めんどくさい女」になったと……。ぶっちゃけ、事故に遭う前はお金目当てで生活していたそうです。夫の本性を知り、これで心置きなく別れられると思いました。

 

それにしても、こんなクズにだまされていた自分が嫌になりました。ですが、いよいよ反撃開始です!!

 

 

夫が家に帰ってこなくなったとき、私は…

私は夫に言ってやりました。「慰謝料の支払い、よろしくね♪」と……。夫が家に帰ってこなくなってから、夫の行動を不審に思って探偵に相談。そこでわかったのは、不倫の事実でした。私のことを心配しているような素振りをして、じつは不倫をしていただなんて、本当に許せませんでした。これから弁護士を通して夫と不倫相手に慰謝料を請求する予定です。

 

私の急な手のひら返しにびっくりしている夫。「ちょっと待って!」いえ、待てません。私は今から、友だちと旅行なのです。それを知って、これまた驚く夫。車椅子で旅行するのかと言われたので、教えてあげました。いいえ、普通に歩いていきます!お見舞いにも来ず、家にも帰ってこないので説明できませんでしたが、私はすでにギプスも取れて普通の生活を送れるようになっています。

 

夫は、私が一生車椅子生活だと勘違いしていたのです。仕事も来月から復帰予定です。その後、旅行中に何度も夫から復縁したいと連絡がきましたが、すべて無視。これからは自分らしく人生を楽しみたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

相手が大変なときにどのような態度をとるか、そこに本性が出るのかもしれません。妻が歩けるようになったのを見て復縁を迫るのは虫が良すぎると思うのですが……。元夫は自分の言動をしっかり反省してほしいですね。

 

【取材時期:2024年11月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

    読者からの体験談をお届けします。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    エンタメの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む