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「立派なイボだね…」恥ずかしい!自力でイボを取ろうとして大変な事態に!?【体験談】

小学生の息子が夏休みの間、時々勉強中に足の裏をのぞき込んでいることがありました。見ると、イボが親指の脇にできています。本人よると、イボをほじくって取ろうとしていたらしく、それはそれは立派なイボに育っていました。結局、その後皮膚科に2カ月間通院することになりました。思えば数年前、私も同じようなイボが足の裏にでき育ててしまった経験をお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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子どもの足にできたイボがついに私にも…

当時家族で東南アジアに在住していました。赤道近くの熱帯地域だったので1年中32度という常夏。日本の真夏の暑さほどではないものの、ここは湿気がすさまじく、曇り空でも、夜でも24時間冷房は必須でした。私も家の中でスリッパをはくこともなく裸足で過ごしていたところ、足の裏に魚の目のような固いものができているのに気が付きました。「これは…!!」。そう、子どもたちの足に時々出現するイボが、ついに私の足にもできてしまったのでした。

 

暑いのにサンダルをはいたらダメなんて…

皮膚科の先生によると、イボができる原因は足にできた傷にばい菌が侵入することだそうです。そのため、暑いとはいえ家の中でも裸足でいるより靴下をはき、サンダルよりもスニーカーが良いとのこと。イボの部分を液体窒素で焼き、完全になくなるまで1~2カ月毎週通院しました。

 

子どもたちにイボができるたびに皮膚科に通っていたので、予防法を聞いていたのに自分にもできてしまったのがなんだか気恥ずかしくて最初皮膚科に行くのを躊躇(ちゅうちょ)してしまいました。

 

 

自分で取り除こうとした結果…

今思うと絶対にいけないのですが、イボの部分の固くなったところを時々切ったり爪でひっかいて取ったりしていました。イボは取れるどころかますます大きくなってしまい、さすがに観念して皮膚科に行ったところ「これはずいぶん立派なイボですね……」と先生に言われて、余計恥ずかしい思いをしました。

 

完全になくなるまで2カ月以上も毎週通院することになり、こんなことになるなら自分で取ろうとしなければよかったと後悔しました。また、液体窒素で焼いた日は1日中足に痛みがあり、ばんそうこうには血がにじんでいました。

 

まとめ

もともと肌が弱く若いころはニキビができやすかったのですが、30代から乾燥肌になり、40代からはイボやできものができやすくなりました。年齢とともに肌が変化しているのを感じます。肌の抵抗力が年とともに弱まっているという感じです。イボは、痛みやかゆみがあるわけではないのでついつい放置してしまうのですが、今後は「家の中でも靴下必須」「イボができたら早めに治療」を親子ともども心掛けたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:フジイノゾミ/小学生と中学生の子どもを育てる主婦。日々成長する子どもたちと反比例して、年々体力の衰えを実感している。40代半ばからの体の不調に向き合いながら、これから迎える50代を模索中。

イラスト/すうみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年12月)

 

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